松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。4月30日放送の第16回「信玄を怒らせるな」では、家康(松本)の父違いの弟・源三郎勝俊役で長尾謙杜(なにわ男子)が出演。武田信玄(阿部寛)から家康への伝言をことづかるという第16回のキーマン的役割を熱演し、初の大河ドラマでしっかりと爪痕を残した。(以下、第16回のネタバレがあります)
「どうする家康」は、誰もが知る戦国武将・徳川家康(松本)の人生を新たな視点で描く物語。「リーガル・ハイ」シリーズ(2012年ほか、フジテレビ系)の古沢良太が脚本を務め、一人の弱き少年が乱世を終わらせるまでの奇跡と希望の過程をつづる。
第16回では、じわじわと三河領に手を伸ばす甲斐・武田信玄の動きに耐えかねた家康が、武田との戦を決心するまでのエピソードが描かれた。
その中でキーマンとなったのが、家康の義弟・源三郎勝俊。家康の母・於大の方(松嶋菜々子)と、その再婚相手・久松長家(リリー・フランキー)の子で、家康にとっては同じ母から生まれた弟にあたる。源三郎は、徳川が武田と盟約を結んだ際に、人質として武田に入っていた。
武田との戦を視野に入れた家康は、服部半蔵(山田孝之)と服部党を使って源三郎を武田から救出した。だが、それは全て信玄にとって想定内。上ノ郷の両親のもとに帰った源三郎は、信玄があえて自分を逃がしたこと、甲斐の若い侍はみな血のにじむような鍛錬を行っていること、そして信玄から家康への“生き延びたければ、わが家臣となれ”という伝言を伝えたのだった。
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