King & Prince・高橋海人とSixTONES・森本慎太郎が主演を務めるドラマ「だが、情熱はある」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)が、現在放送中。オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた同作で、高橋は若林を、森本は山里を演じており、再現度の高さや演技力が大きな話題を呼んでいる。この度、WEBザテレビジョンでは高橋と森本にインタビューを実施。印象に残っているシーンや、お互いの演技を見て受けた刺激について、さらに、現場での秘蔵エピソード、作品を通して届けたいメッセージなどについて、たっぷりと語ってもらった。
同作は、若林と山里の半生を基にした、“ほぼ実話”の青春サバイバルストーリー。次々と湧き上がる「負の感情」を燃料に、いばらの道をもがき苦しみながら突き進む“極度に人見知りな超ネガティブ男”と“被害妄想と嫉妬に狂う男”。そんな二人のダメでさえない人生からの大逆転を描く。
「高橋海人が若林さんに塗りつぶされていくような感じがして怖い(笑)」
――今回の役柄が私生活に影響を及ぼすことはありますか?
高橋:打ち合わせや雑誌のインタビューで話しているときに、スタッフさんから「あ、今若林でしょ!」ってつっこまれます(笑)。今は撮影期間中だから、役が馴染んでいることはすごくいいことだと思うのですが、終わった後が怖いです。今までは「役が抜けなくなる」という感覚が分からなかったけれど、多分こういうことなんだろうなって。高橋海人が若林さんに塗りつぶされていくような感じがして、怖いですね(笑)。
森本:僕は、話している時に熱が入るとすごく早口になるんですけど、みうたん(富田望生)に毎回「早口過ぎるよ~。山ちゃん出てるって!」って言われます(笑)。その一方で、ラジオのスタッフさんなどから「トークスキルがめっちゃ上がったね」と言われました。山里さんを演じるにあたって、山里さんのトークをたくさん聞くようになって、話の組み立て方を学んだからだと思います。むしばまれている事だけじゃないんだ、って思ってうれしかったです(笑)。
森本、富田望生の“プロ根性”に感心「そんなことをされたのは初めてだったので…」
――富田さんのことを「みうたん」と呼ばれていますが、きっかけはありますか?
森本:最初は「みうちゃん」と呼んでいたのですが、「慣れないから変えてほしい」と言われて。じゃあ何て呼ぼうかなと思っていたら、みうたんが「俳優さんからは『とみー』、女優さんからは『みうたん』って呼ばれている」と言っていたので、「じゃあ『みうたん』で」って言いました(笑)。
高橋:富田さんからは何て呼ばれているの?
森本:「森ちゃん」って呼ばれてる。多分、山ちゃんとひっかけたんじゃないかな?そういうところもプロだなと思いますね。他にも、「気持ちを作るために、南海キャンディーズで写真撮ったのを待ち受け画像にしていい?」って聞かれて。「いいよ!」って答えたけど、そんなことをされたのは初めてだったので、対応に困ってしまって(笑)。「俺もした方がいいの?」って聞いたら、「任せる」って言われました(笑)。