直哉の恋心を佳代子が指摘する
傷つく紗枝に、直哉は「その相手、過去の人なんだろ?正真正銘、過去なんだよ。今そばにいるのはあなたなんだから、時空超えて落ち込むんじゃないよ」と励ました。そんな直哉のことを「やっぱり優しい」と言い、笑顔を見せる紗枝。
そんな2人の会話を聞いていた佳代子は、風呂に入る直哉に「ねぇ、ひねくれ君」と声を掛けた。「いい趣味してるじゃない。私も畑野さんのこと好きよ」と言う佳代子に、直哉は「全然そういうんじゃないんで。まったくストライクじゃないですし。ただ単に害がないというか。からかうと楽しいというか」と返した。
しかし、その答えが“ひねくれ”そのもの。佳代子は「そういうのなんて言うか知ってる?恋~!」と指摘した。
直哉は「こんな状況で?ただただ生きてるだけで必死なのに」とつぶやいたが、「ただただ生きてるなかにそういう感情って含まれるんじゃないの。むしろそれが生きてるってことなんじゃない?」という佳代子の言葉は真理だ。
「期待して裏切られたとき」が一番しんどかったという思いを抱える直哉。芽生えた気持ちを抑え込もうとしているのかもしれない。
そんな直哉が元の世界に戻って美容室を訪れた紗枝と会話する夢をひっそり見ていたことも、実は互いを知らなかった元の世界で直哉と紗枝が同じ虹を見上げて感動していた者同士だとも知る視聴者からは、「直哉優斗紗枝それぞれ片想いで切ない」「直哉の想いが紗枝に伝わればいいな」「直哉はほんまに“ひねくれ君”だよなぁ かわいいかよ!」などの声が上がった。
ラストでは、紗枝にピンチが訪れてしまったが、それを知ってすぐに飛び出した直哉、そして優斗の次回の動向に注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.paravi.jp/watch/111494
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東京ニュース通信社
発売日: 2023/04/21