――孝豊の幼なじみ・みことを演じた葵わかなさんの印象は?
以前、ドラマ「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)のとき、一度だけごあいさつしたことがありました。お互いに知っていましたけど、一つの作品でしっかりと共演したのは今回が初めてですね。
共通の知り合いがいたこともあってとても話しやすかったです。一緒に演技をしていても、孝豊とみことの掛け合いがリアルに感じられて面白くて、すてきな女優さんだなという印象です。
――ドラマ「高校入試」(2012年、フジテレビ系)や映画「渇き。」(2014年)でも共演した清水尋也さんも出演されていますね。
2本とも結構前の作品ですね。尋也とは「渇き。」以来の共演なのですが、久々に一緒に演技ができてうれしかったです。
尋也は、さらにデカくなったような気がします(笑)。芝居に対していつも貪欲なところが尊敬できますね。
――今回の作品では、高校生の青春が描かれていますけど、高杉さんの学生時代の思い出は?
やっぱり、文化祭かなぁ。あ、ファミレスで友達とダラダラ喋っている時間も楽しい思い出です。今振り返ると、あれは青春だったなと思います。何でもない時間って意外と大事ですよね。
――幼なじみの女の子がいるというシチュエーションに憧れは?
もちろん、あります(笑)。あれは、憧れますよね。僕にもいるんですよ。残念ながら男なんですけど(笑)。小さい頃からずっと一緒でした。幼なじみの女の子との恋愛は、完全に漫画の世界。
僕の周りでは聞いたこともないし、見たこともない。だから、憧れるのかな(笑)。
――学生時代というと試験がありますけど、高杉さんは日頃から「コツコツ勉強する派」と「一夜漬け派」だったらどっちのタイプですか?
完璧に一夜漬け派! ギリギリまでやらないタイプです。「やばいっ!」って思って集中して勉強する時もあるし「もうダメだ」と諦めてしまうことも(笑)。完全に“負け戦”の場合もあります。
――せりふも一夜漬けですか?
さすがに、せりふは一夜漬けではないです(笑)。物語全体を把握した上で、少しずつ覚えていく感じで、声に出して読みながら頭に入れています。じっと座っているより、動きながらのほうが覚えやすいような気がします。
――では、最後にメッセージをお願いします。
何も考えずに見ていただけたら、きっとこの作品のすてきさに気付くと思います。孝豊はもちろん、登場人物全員を好きになってもらえたらうれしい。
見終わった後に、自然と心が温かくなる映画です。僕も大好きな作品なので、ぜひ劇場に足を運んでください!
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