TVerの1～3月期｢番組再生ランキング｣が発表　1位はバカリズム脚本の話題作「ブラッシュアップライフ」に

民放公式テレビ配信サービス｢TVer(ティーバー)｣の、2023年1月から3月期の全配信番組を対象とした｢番組再生ランキング｣で日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ)が1位を獲得した。

2023年1-3月期 総合番組再生数ランキング

1位：「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ) 3,072万
2位：「100万回 言えばよかった」(TBSテレビ) 2,135万
3位：「星降る夜に」(テレビ朝日) 2,116万
4位：「夕暮れに、手をつなぐ」(TBSテレビ) 2,054万
5位：「大病院占拠」(日本テレビ) 1,890万
6位：「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ) 1,863万
7位：「罠の戦争」(カンテレ) 1,802万
8位：「夫を社会的に抹殺する5つの方法」(テレビ東京) 1,615万
9位：「女神の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ) 1,523万
10位：「水曜日のダウンタウン」(TBSテレビ) 1,425万★
11位：「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ) 1,288万
12位：「Get Ready!」(TBSテレビ) 1,206万
13位：「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日) 1,159万
14位：「わたしの夫は―あの娘の恋人―」(テレビ大阪) 948万
15位：「King & Princeる。」(日本テレビ) 789万★
16位：「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ) 767万★
17位：「アメトーーク!」(テレビ朝日) 765万★
18位：「月曜から夜ふかし」(日本テレビ) 704万★
19位：「上田と女が吠える夜」(日本テレビ) 666万★
20位：「ラヴィット!」(TBSテレビ) 662万★

★はバラエティ番組

総合番組再生数第1位を獲得したのは日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」

2023年1月から3月期のTVerにおける総合番組再生数第1位は、安藤サクラ主演の日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ)。本作はバカリズムが脚本を手掛け、地元の市役所で働く実家住まいの平凡な独身女性が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディ。最終回も放送中にはTwitterの日本＆世界トレンド1位を獲得、2023年3月度ギャラクシー賞月間賞や第60回ギャラクシー賞テレビ部門の入賞作品に選出されるなど話題作で、視聴者構成比は35歳からから49歳女性が6割を占めたほか、13歳から19歳の男女が1割と、比較的幅広い層に最終回まで人気を維持していた。

また、第8位のテレビ東京「夫を社会的に抹殺する5つの方法」では第3話放送終了後より、TVerにてスピンオフ作品を配信。テレビ東京がTVerでのアナザーストーリーの制作・配信をするのは、本作が初めてとなっており、注目が集まっていた。

さらに、第14位のテレビ大阪「わたしの夫はーあの娘の恋人ー」は、怒涛の愛憎劇を描き、毎話衝撃的な展開が注目を集め、同局制作ドラマ史上初めて全12話の累計再生数が1,000万回を超えるなど大きな反響を呼んだ。

バラエティ番組は「水曜日のダウンタウン」が全体で第10位

バラエティ番組での再生数第1位であるTBSテレビ「水曜日のダウンタウン」が全体で第10位、若者や男性の視聴者が多く、「TVerアワード」においても2年連続でバラエティ大賞を受賞している。

一方、バラエティの視聴層は男性の割合が高い中で、日本テレビ「King & Princeる。」は、バラエティ番組で第2位を記録。視聴者層の特徴として、約9割が女性や若者と、圧倒的に女性の割合が高い傾向となっていた。