映画「ピーター・パン＆ウェンディ」の監督・デヴィッドが本作に込めたメッセージやオファーを受けた理由を語る
ディズニーが贈る、夢の冒険の先ネバーランドを舞台にした新たな物語「ピーター・パン＆ウェンディ」はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中だ。この度、本作で監督・脚本を務めたデヴィッド・ロウリーがオファーを受けた理由や、本作に込めたメッセージについてプロデューサーが語ったコメントが到着した。
デヴィッド「自分がこの作品に何をもたらすことができるのかわからなかった」
本作の舞台となるのは、夢の冒険の先“ネバーランド”。幼いころから大好きなおとぎ話の中に登場する少年ピーター・パンと、彼の住むネバーランドに憧れを抱いていた少女ウェンディは、全寮制の学校への進学を控え、幼いころから慣れ親しんだ家を離れることに大きな不安を感じていた。そんなある日、彼女の元を、大人になることを拒む永遠の少年ピーター・パンが訪れる。ピーターの誘いにより、弟たちや小さな妖精ティンカー・ベルと共にネバーランドへと旅立った彼女は、その先でピーターとその宿敵フック船長に纏わる驚くべき秘密を知ることに。その秘密こそが、少女ウェンディが大人への一歩を踏み出すきっかけとなっていく。
監督・脚本を務めたデヴィッド・ロウリーは、オファーがあった当時について「最初の直感はノーだった。『ピーター・パン』の映画は、すでに何本も作られており、私はこの本が大好きで、物語が大好きなんだ。でも、自分がこの作品に何をもたらすことができるのかわからなかったんです。」と、当初は消極出来だったことを告白。だが、「そこで数日かけて、アイデアが浮かびやすいように、頭の中に浸透させ、自分なりの『ピーターパン』を定義するものは何かを考えたら、いつの間にか夢中になっていました。『ピーターパン』の魅力は、人生の大半を発達停止状態で過ごしてきたため、大人になれないというこことに気が付いた。だから、その観点からこの映画にアプローチすることにしたんだ。」と、監督することを決意した理由を明かした。
プロデューサー・アダム・ボルバがデヴィットの素晴らしい-ところを明かす
本作のエグゼクティブ・プロデューサー、アダム・ボルバは、「彼ら(デヴィットと脚本のトビー・ハルブルクス)の素晴らしいところは、常に強い普遍的なテーマが原動力になっていることです。この映画にもいくつかありますが、最も心に響くのは、原作にも通じることですが、デヴィッドが光を当てたのは、誰もがそれぞれのペースで成長していくということです。あるキャラクターが前に進む準備ができていて、もう一人のキャラクターがそうでない場合がありますが、どちらも間違いではありません。私たちは皆、人生の中で何度もこのような局面に立たされます。人生の進み方は人それぞれです。私たちは皆、いつネバーランドを出るべきか、自分の居場所はどこなのか、という問いと格闘しているのです。」と語った。
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