俳優の齊藤なぎさが、5月29日に都内で開催された映画「交換ウソ日記」の完成披露試写会に登壇。共演の高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、板垣瑞生、メガホンをとった竹村謙太郎監督と共に舞台あいさつを行い、撮影エピソードなどを語った。
齊藤は2003年7月6日生まれの19歳。指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」として2017年にデビューし、2023年に同グループを卒業した。俳優としては2022年に「明日、私は誰かのカノジョ」、2023年に「明日、私は誰かのカノジョ 特別編」(ともにTBS系/ディズニープラスで配信中)で“ゆあてゃ”ことゆあを好演している。
今作では桜田演じるヒロイン・希美、茅島演じる江里乃の親友・林優子役を務める齊藤は「本当にキュンキュンした映画になっていて、こうやって今、舞台に立って皆さんのお顔を見られてすごくうれしいですし、私自身もすごく緊張しているので、今日はよろしくお願いします」と、大勢詰め掛けた観客に笑顔を振りまきながらあいさつ。
撮影で特に印象に残っていることを聞かれると、齊藤は「球技大会をやらせていただいたんですけど、女性はバスケで、男性はサッカーをやっていたんです。本当に運動神経が悪くて、大丈夫かな?って思っていたんですけど、1日2時間とかずっとバスケの練習をして、バスケのシーンもすごくいいものになっていると思います。サッカーのシーンも見せていただいたんですけど、高橋さんは未経験とは思えないぐらい上手でしたし、曽田さんはやられているってことですごく上手で、すごいなと思いながら見ていました」と自身の運動神経の悪さを告白するとともに、高橋・曽田のプレーを絶賛。
これに対し、曽田は「まあ、12年やってますからね。それなりにちょっとやらせてもらわないと…。ありがとうございます(笑)」と満更でもない表情を浮かべていた。
これまで=LOVEの中心メンバーの一人として活躍してきたということもあり、「運動神経が悪い」という齊藤に対し、MCが「これまで歌ったり踊ったり、ずっと体を動かしていたのでは?」とツッコむと、齊藤は「(運動神経)悪いんですよね…。悪いの感じませんでした?皆さん?」と共演者に質問。すると、高橋と桜田は遠慮がちに「感じました…」と声をそろえて回答する。
しかし、すぐさま桜田から「でもすごいなと思ったのは、吸収スピードがすっごく速いんですよ。最初本読みの段階で、ちょっと1回バスケのボールを触れてみようか、って女子のメンツでやっていたんですけど、まあボールが離れていく離れていくで…。本当に撮れるのかな?って不安になっていたんですけど、そんな不安も一気に吹き飛ばすくらい上達スピードが速かったので、適応能力が高いんだなと思いました」とフォローが入り、齊藤は「うれしいです!」とニッコリ。元来“努力家”として知られる齊藤らしく、持ち前の努力と適応能力でカバーしたようだ。
さらに、「突然の告白から始まる物語」にちなんで、登壇者が「○○が好きだ!」とそれぞれ好きなものを告白する場面では、齊藤は「音楽」とフリップに記載。「私、本当に音楽をかけてない瞬間がないくらい音楽が好きで、本当にたぶん一番好きだと思います。誰よりも音楽が好きだという自信があります」と力説していた。
7月7日(金)に全国公開となる映画「交換ウソ日記」は、シリーズ累計発行部数55万部を突破した櫻いいよの同名青春小説が原作。高橋が学校イチのモテ男子・瀬戸山潤を、桜田がつい空気を読み過ぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を演じ、突然届いたラブレターから始まる恋が描かれる。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
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