映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8月4日公開)に主演する俳優・山崎賢人が7月2日(現地時間)、スイス・ヌーシャテルで開催中の「第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」に登場。同作品の世界初お披露目となるワールドプレミアイベントに参加し、三池崇史監督とともに作品を世界に向けてアピールした。
同作品は、’87年に連載スタートした超人気コミックの映画化。原作コミックはシリーズ累計発行部数1億部という人気ぶりで、パリ・ルーブル美術館に作品が展示されるなど、海外での評価も高い。
架空の街・杜王町に住む高校生・仗助(山崎)とその仲間たちが、”スタンド(特殊能力)使い”たちとの出会いと戦いを通して成長する姿を描く。共演に神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介などそうそうたるメンバーがそろった注目作で、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭のコンペティション部門に選出され、この日のワールドプレミアを迎えた。
当日、500人収容の会場は満席で、上映前から立ち見や空席待ちが出るほどの盛況。海外の映画祭の舞台に立つことを一つの目標にしていたという山崎は、あこがれの大舞台にもひるむことなく流ちょうなフランス語で「こんばんは、山崎賢人です。『ジョジョの奇妙な冒険』を見てもらえることにとても興奮しています。ヌーシャテルのみなさんを愛しています」とあいさつ。詰めかけたファンから盛大な拍手を浴びた。その後、山崎らは現地ファンとともに作品を鑑賞。上映後に自然と巻き起こった拍手とスタンディングオベーションの中、三池監督とがっちり握手を交わす場面も見られた。
7月6日発売のザテレビジョンCOLORSのインタビューでは「今回は全てのキャストの方が準備してきたものを全力でぶつけ合う現場だったと思います。(撮影を通して)この作品のような特殊な世界観で芝居をするための器用さと、作品と本気で闘うことを得た」と語っていた山崎。俳優として大きく成長させてくれた作品であるに違いない。今回、現地オーディエンスの熱狂的な反応を前にして「いい経験ができ、感動しました」と感無量の様子で、「スタンディングオベーションは嬉しかったですね」と振り返った。
映画「ジョジョの奇妙な冒険―」は8月4日公開。
※山「崎」は正しくは「立ざき」
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