BS-TBS『報道1930』、ギャラクシー賞にてテレビ部門優秀賞を受賞「今後も忖度なくいきたい」
5月31日に「第60回ギャラクシー賞贈賞式」が行われ、BS-TBSで放送中の報道番組「報道1930」(毎週月~金曜夜7:30-8:54、BS-TBS)からメインキャスターの松原耕二らが出席。2022年度ギャラクシー賞テレビ部門における入賞14作品に選ばれていた同番組は、テレビ部門優秀賞を受賞した。
「報道のあるべき姿を取り戻す流れをリードしていってほしい」
同番組は、2018年10月1日に放送を開始。以来、“スタジオが取材現場になる”をキャッチコピーに、人々の関心ごとをより分かりやすく深堀りすることでニュースの本質に迫る。
今回、ギャラクシー賞の受賞対象となったのは、2022年7月22日放送回『報道激震・旧統一教会と日本政治問われる政治との距離感は』。受賞理由は以下の通り。
「ネットではすでに情報が出回っていても地上波テレビが報道を躊躇(ちゅうちょ)する空気を漂わせていた時期に、先陣を切って政界と旧統一教会との関係を報じたこの7月22日放送回はYouTubeでもすごい勢いで再生回数を伸ばした。“報道の自由度”71位の国・日本で、報道のあるべき姿を取り戻す流れをリードしていってほしい番組のひとつである」
大きな拍手に包まれる中、松原耕二が登壇
贈賞式の司会は、ジョン・カビラと長野智子アナウンサー。主催者である放送批評懇談の会理事長・音好宏氏の挨拶から始まり、各部門の「大賞」「優秀賞」を発表。CM部門、ラジオ部門、報道活動部門に続くかたちでテレビ部門の入賞作品が紹介された。
プレゼンターの番組批評懇談会テレビ部門委員長・古川柳子氏より、優秀賞3作品の発表がされる中、優秀賞2作品目でBS-TBSの「報道1930」がコールされると、会場は大きな拍手に包まれた。その後、番組のメインキャスターであり、編集長を務める松原耕二がその喜びを登壇上で語った。