犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第8話が5月25日に放送された。穣(飯島寛騎)は豊(犬飼貴丈)に「今まで通りで居てほしい」というが、それぞれに思い悩む姿が描かれて、もどかしくも切なくなった。(以下、作品のネタバレを含みます)
「僕らの食卓」とは
同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。
豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
穣が気持ちを伝えたことで距離ができてしまう
穣から過去に出会っていた話しと「好きだ」という気持ちを伝えられ、動揺する豊。穣から握手を求められ、これからも今まで通りで居てほしいと言われて同意する。気まずい空気のまま、その場は分かれる2人。
うちに帰って脱力する豊。穣のほうも帰宅して父・耕司から今週豊くんが来たら鍋やろうか」と声かけられるが、たぶん来ないよと気のない返事をする。
仕事場で取り引き先と握手することが有り、穣のこと思い出す豊。一方、上田家では種と耕司がキャッチボールしているところへ穣が帰ってくる。帰ったばかりで耕司と交代させられて穣はキャッチボールの相手をする。種に「ゆかた、今週は来る？」と聞かれて「どうだろうな、年末で忙しいから」とごまかすように答える穣。種は「え！なんで？」と不服を漏らして豊に会いたがる。
