杉本哲太が孤独なサラリーマンで怪演見せる　第7話は“相棒”の行方に視聴者「全部持ってかれた感」＜ペンディングトレイン＞

山田裕貴主演の金曜ドラマ「ペンディングトレイン－8時23分、明日　君と」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の 第7話が6月2日に放送された。ラストは元の世界に戻るヒントが出現かという大事な場面となったが、そのなかで狂気的な行動を見せてきた田中(杉本哲太)の“相棒”に対して視聴者から多くの反響があった。(以下、ネタバレを含みます)

優斗たちがワープの謎に迫る

同ドラマは、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが未来の荒廃した世界にワープ。元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメントだ。

主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を山田裕貴、正義感あふれる消防士・白浜優斗を赤楚衛二、心根の優しい高校の体育教師・畑野紗枝を上白石萌歌が演じる。

また、大学院生・加藤祥大を井之脇海、ネイリスト・渡部玲奈を古川琴音、関西出身の専門学生・米澤大地を藤原丈一郎(なにわ男子)、医者志望の受験生・江口和真を日向亘、和真の恋人であり同じ高校に通う佐藤小春を片岡凜、冴えないサラリーマン・田中弥一を杉本哲太、一人娘を育てているキャリアウーマンの寺崎佳代子を松雪泰子と、若手からベテランまで個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。

第7話は、優斗や加藤を中心に、ワープした日に超新星爆発が起き、それによって時空のひずみができたのではないかという考えにたどりついた。ワームホールが見つかれば戻れるかもしれない。だが、喜びばかりではなく、元の世界の数年後に大災害が起きることも分かっていた。戻ってもその先を考えなければいけないことに、乗客たちの心は揺れた。

ラストでワームホールが出現？

直哉が繰り返し言ってきた「何にも期待しない」という思い、また、小春の秘密と、登場人物の心情が丁寧に描かれていき、ラストでは突如、みんなが探そうとしていたワームホールらしきものが出現した。

そこで、驚きと共に視聴者を騒然とさせたのが田中と“相棒”だ。