7月9日(日)スタートの南果歩主演ドラマ「定年女子」(夜10:00-10:50、NHK BSプレミアム)。“役職定年”を言い渡された深山麻子(南)の異動先の部署・食品事業部での部下・溝口洋介(町田啓太)は、冷遇される麻子に対し優しく接する好青年。
そんな洋介を演じる町田に、陽介の印象から役作り、今後の展開、さらにはプライベートなことまで、ここでしか聞けない話を聞いた。
――最初に台本を読まれたときの感想をお聞かせください。
すごく展開が早くて率直に面白いなと思いましたし、田渕(久美子)先生の作品は、面白いだけじゃなくてハートフルな部分や希望があるので、どの年代の方にも楽しんで見ていただけるんじゃないかなと思いました。
――演じられる溝口洋介にはどのような印象をお持ちですか?
好青年で僕が演じるのは恐縮してしまいます。洋介は優しさもありますけど、でもすごく大胆なところもあって、ちょっとびっくりしましたね。
麻子さんという年上の女性に恋をするのですが、女性たちに「年下の男性も悪くないな」って思ってもらえたらなと思います。
――プロデューサーや監督とは洋介について話されましたか?
最初に監督やプロデューサー、田渕先生から「爽やかです」とだけ言われて(笑)。えっ?と思いつつ、そういう役かぁって思いました。僕よりも洋介の年齢設定は少し上なんですけど、自分が思う洋介像を作りながら、「年上の女性に好意を持ってもらえるような男性」ということを意識して演じています。
――役作りはどのようにされましたか?
僕は会社員の経験がないので想像でしかないのですが、会社員の友達やバリバリ働いている年上の方が身近にいるので、話し方や雰囲気を思い出したりしました。
ただ、しっかり仕事ができる男性っていうこともそうなんですけど、それよりも深山さんとの関係性が重要だと思っていて。年上の女性に恋したらどうなるんだろうなというところを大事にしています。
――南果歩さんと共演されていかがですか?
本当にすてきな方なんです。撮影の初日、南さんのシーンはもう撮り終わっていたんですけど、僕のシーンが終わるまで付き合ってくださったり。
気さくに話し掛けてくださって、お昼休憩でお弁当を食べていると、「町田くんそれじゃあ足りないでしょ」って言って、お弁当をくださったり(笑)。明るくてとても優しい方なんです。
――南さんと演技のことを相談することはありますか?
南さんからタイミングとか、「このぐらいがいいよね?」とか、僕も「今ので大丈夫でしたか?」って確認したりします。普段からよく話し掛けてくださるので、コミュニケーションを取りやすいですし、いろんな面で助けられています。
――この作品に限らず、町田さんはどのようにして役に成っていますか?
現場に入る前に気持ちを落ち着かせて、(気持ちを)作っていきます。それでもなかなかうまくいかないこともあって、早く対応できるようにと思っているんですけど。
ただ、オンオフはっきりというわけでもないので、普段から「洋介だったらこういうときどうするかな?」って考えたりします。そういう積み重ねで作っていけたらなと思っていますし、役と一緒に僕自身も成長できたらなと思っています。
――見どころと洋介の注目ポイントをお聞かせください。
展開が早いのですが、いろんなところに伏線があって。いろんなことを想像しながら見ていただくと楽しめると思います。それに洋介はタイミングがいいなみたいってことがたくさんあるんですよ。
あとは、やっぱり今後の恋模様です! 今まで僕が演じてきた役の中でもかなりグイグイいくタイプなので楽しみにしていただけたらと思います!
――町田さんご自身は年上の女性との恋愛に憧れはありますか?
憧れます! むしろ年上の方の方が魅力を感じます!
――この夏、挑戦したいことはありますか?
いっぱいあるんですけど、南さんから海外の語学学校では、短期間でも英語が話せない人たちが集まったクラスで授業を受けられるということを聞いて、行ってみたいと思いました。語学を極めたいということだけじゃなくて、いろんな人と話せたらいいなと思って。
あとは、なかなか挑戦できていないのですが、今年の夏こそスカイダイビングをやりたいです!
7月9日(日)スタート
毎週日曜夜10:00-10:50
NHK BSプレミアムにて放送