犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第9話が6月1日に放送された。豊(犬飼)が実家を訪れて兄・勇樹(市川知宏)と心が通い合う様子が描かれ、感動を呼んだ。(以下、作品のネタバレを含みます)
「僕らの食卓」とは
同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく。
豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
豊は実家で兄・勇樹と対面する
豊が実家に行くと兄・勇樹が1人で居て、豊は小さく「ごめん」と言って家に入っていく。リビングで気詰まりな空気が流れるなか、勇樹が「ひさしぶりだよな、うちに来るの。なかなか帰って来ないもんな」というと、また「ごめん」と豊。
すると勇樹は謝るのが癖だろう、昔から申し訳無さそうにしていると豊に指摘する。豊は「それはずっと思ってたから。穂積家に来て、兄さんの家族を奪ってごめんって」と思い詰めたように答えた。
そして、穣らとの時間を思い浮かべながら「だけど、ようやく居場所を見つけたんだ。だからもう兄さんの邪魔はしないから安心して」と告げるのだった。