犬飼貴丈“豊”にやきもちを焼く飯島寛騎“穣”がかわいくて思わずニヤニヤ<僕らの食卓>

2023/06/16 22:15 配信

ドラマ レビュー

(左から)犬飼貴丈“豊”、飯島寛騎“穣” (C)三田織/幻冬舎コミックス (C)「僕らの食卓」製作委員会

犬飼貴丈飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)のスピンオフが6月15日に放送。旅行に出かけた先で勘違いをして豊(犬飼)にやきもちを焼く穣(飯島)が描かれ、思わずニヤニヤとさせられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「僕らの食卓」とは


同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増え、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく。

豊役を犬飼、見た目は怖いがいつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じる他、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田や、古畑星夏市川知宏てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

“種”の誕生祝いに旅行にやってきた上田家と“豊”のようすが描かれる


まずは視聴者として「スピンオフ放送ありがとう!」と大声で言いたくなる。BLコミックや小説では後日談やスピンオフが公開されることが多いが、それをドラマでもやってくれることに感謝が尽きない。恋が成就して終わりではなく、その後の日常の姿も見られることはBLコンテンツの醍醐味のひとつでもある。

そんなスピンオフでは種の誕生祝いに旅行にやってきた上田家と豊のようすが描かれた。なぜかアロハシャツを着ている耕司は浮かれ、暖炉やロフトもあるコテージは素敵で「こういうとこ泊まるの初めてかも!楽しいね!」と豊もテンションを上げていて、見ているこちらもウキウキとしてくる。

みんなで早速、川釣りに。釣った魚に肉、地元野菜でBBQをして、みんなで旺盛に食べて盛り上がる。美味しそうな食べ物ともぐもぐシーンを見ていると、こちらも笑顔になってほっこりとしてくる。

お腹が満たされて一段落し、語り合う穣と豊。穣が実は話したいことがあってと話し始めると、豊の携帯が鳴る。豊の会社の同僚・レイからで、豊は中座して電話に出るのだったが…。

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