7月12日(水)にスタートする「刑事7人」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)のイベントが7月6日に行われ、主演の東山紀之をはじめ、高嶋政宏、倉科カナ、塚本高史が出席した。
同ドラマは、東山演じる刑事・天樹悠を中心に、個性的なスペシャリストたちが難解な事件を解決すべく奔走するシリーズ第3弾。「別動捜査隊」を解体した刑事総務課課長・片桐正敏(吉田鋼太郎)が自ら室長となり、犯罪が激増する東京臨海エリアを専従捜査する“最強の別動隊”「第11方面本部準備室」を発足する。
会見は、新たな舞台である臨海エリアにちなんで豊洲で行われた。続編が決まったことについて東山は「夏の暑い時期に3回目を迎えられるというのは、僕らもスタッフも喜んでいます。刑事7人といいながら、今日は4人しかいませんが、気合を入れて頑張ります」とあいさつ。
警視庁捜査一課12係の長として、捜査を指揮する沙村康介を演じる高嶋は、「第3シリーズまでいけば、もう4、5、6といけるんじゃないですかね。今一度原点に立ち返って、捜査一課の一員であるということを意識しながら撮影に臨んでいます。それに、今作では僕の恋模様なんかも描かれます。ただ、恋の相手になる女優さんがきわどい衣装で来るからいつも目がクギ付けで、早朝の撮影でもテンションが上がりますね(笑)」と打ち明け、会場は笑いに包まれた。
紅一点の刑事・水田環役を務める倉科は「チームの捜査が一線を超えていく中で、私だけが対立する場面もあります。でも、そんな中でSっ気だったり、ちゃめっ気を出して、重厚なドラマの中で少しでもオアシスみたいな癒やしになれれば」と語った。
第2シリーズから参加している元不良の刑事・青山新を演じる塚本は「臨海エリアは僕の役・青山の地元という設定なので、より一層活躍できるシリーズなんじゃないかなと。それに、毎日暑い中での撮影で、現場にアイスを差し入れするアイス要員として呼ばれたんじゃないかな(笑)。ただ、そんなアイスも全部東山さんがお支払してくれていて」と夏場の撮影の苦労を振り返った。
さらに、会見後は東山が“ことしの夏にチャレンジしたいこと”として、BBQイベントを開催。鉢巻きを巻いて気合を入れる東山自ら焼いた特製の和牛ステーキを、記者に振る舞うというぜいたくなイベントとなった。
東山は、丁寧に焼き上げ適度な大きさにカットしたステーキに、なぜか激辛ソースを…。「実は辛いものがまったくダメ」という塚本が試食するも、尋常じゃないほどの汗をかき始める。そんな塚本を横目に高嶋は、隠し持っていたチリパウダーをさらにかけ、実食。「これ罰ゲーム?」と言いながらも笑顔で食べる2人に、倉科からサプライズが! それは「刑事7人」にちなんだ七色のシロップがかかった特製かき氷。最後は4人全員でかき氷を頬張り、東山は「これで頑張れますね(笑)」とコメント。この後ステーキとかき氷は東山らによって直接記者たちに振る舞われ、イベントは幕を閉じた。
最後に東山は「脚本がいいと、演者も乗ってくる。北大路欣也さん、吉田鋼太郎さんというベテランの方と組ましていただくと、それだけで大人の物語ができる。それに、現場の雰囲気がいいのは、やっぱり塚本くんのアイスのおかげかな(笑)。とにかく、プロとして正々堂々とぶつかり合いながらやっています!」とアピールした。
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