――『ラブライブ!スーパースター!!』のプロジェクトに関わってきたことで、「自分のここが変わった」「成長できた」「新しい一面を発見した」ことがあるとすれば、それはどのような部分ですか。
全部変わったかもしれない…。人間的な性格が特に変わったなと思って、昔から仲良くしている女の子のお友達とかが、今の自分の姿を見ても多分気づいてくれないと思うくらいには、変わったなと思いますね。ラブライブ!シリーズが好きという気持ちがすごく強かったので、大好きなシリーズに見合う人間になりたいと思って結構色々なことを根っこから変えていったことがあって。性格も暗いところを明るくするという、割と真逆のことをして。中学の時の英語の先生に「中学生の時に形成された人格はもう変わりません」という話をされたのがすごく印象に残っていて、じゃあもうわたし暗いままだわとその時思ったんですけど、それを高校3年生の段階で新しく変えようという。すごく大変ではありましたが、それをなんとなくできたかなと思えたのはラブライブ!シリーズの力というか、愛の力だなというふうに感じました。
――ここまで一緒に走ってきて、これからもともに過ごしていくきな子ちゃんに、いまかけたい言葉は何ですか。
もうすぐ先輩になるね!と言いたいです。二人でドキドキしているんですけど、きな子ちゃんならきっと、かのん先輩やみんなにやってもらったみたいなことができると思うし、すごく素敵な先輩になれると思うから、すごい一緒に頑張ろうねというふうに言いたいです。
――たくさんの出会いをくれたLiella!での活動は、とても大切な場所・時間なのでは、と思います。いま、ご自身にとってLiella!とは、『ラブライブ!スーパースター!!』とはどんな存在か、を言葉にしてもらえますか。
ずっと、居場所というか、自分がどこにいたらいいか分からなくて、ずっとさまよってきた18、19年間だったんですけど、やっとここにいても良いんだよと言ってもらえるし、自分でもそう思えた場所。本当に大切な場所で、ずっとなくしたくないと思う仲間たちと環境だなと感じています。
――今回の特集では、9人全員の単独インタビューを順番に公開していきます。次に登場される薮島朱音さんにいま伝えたいこと、メッセージをお願いします。
はい。朱音はすごくわたしのことをいじってくるんですけど、そんな朱音もかわいいよと(笑)。あまり、しゃべることがないんですけど、なんとなく言わなくても伝わるような、若干ネガティブなところが似ているなというふうに思っていて、もっとしゃべりたいと思うから、「今度ごはん行こうね」!