松下洸平「警視庁の捜査官なので…本当は売れてはいけなかった」異色すぎる初主演ドラマの秘密を語る

民放公式テレビ配信サービス・TVer初のオリジナルドラマの制作・配信が決定。ドラマ「潜入捜査官 松下洸平」と題し、人気俳優・松下洸平が“本人”役を演じるサスペンスコメディが9月より配信される。民放5局が全面協力する本作の見どころを主演の松下とプロデューサーの小原一隆に聞いた。

松下洸平は、決して“売れてはいけない俳優”だった!?

「潜入捜査官 松下洸平」は、俳優・アーティストとして活躍する松下洸平が主演を務めるTver初のオリジナルドラマ。芸歴15年の松下が実は警視庁の潜入捜査官で、とある大物俳優の疑惑解明のために任務として芸能界に潜入し捜査をしていた……という設定で繰り広げられる異色のサスペンスコメディだ。

とある大物俳優が世界的マフィアの幹部だという情報を得て、芸能界に潜入することになった【警視庁特殊潜入捜査官】の松下洸平。足掛け15年、なるべく目立たぬように地道に芸能活動しつつ捜査を続けてきたが、想定外に売れてしまったことで秘密裏に行動することが難しくなってしまった。しかし、売れたことでターゲットの大物俳優と共演できるチャンスが到来。果たして、共演女優からの意味深な発言に振り回されたり、肝心な時にバラエティ番組に出演しなければならなくなったりと様々な困難を乗り越え、松下は無事に任務を果たすことができるのか――。

本作のプロデューサーを務めるのは、ドラマ「鍵のかかった部屋」「失恋ショコラティエ」(共にフジテレビ系)、映画「ひるなかの流星」「とんかつDJアゲ太郎」など数々のヒット作を手がけてきた小原一隆。今回の企画について、小原は「TVerは在京民放5社が共同で運営する珍しい形のオウンドメディア。その特色を生かした話題性のあるコンテンツが作れないか、と考えたときに浮かんだもの」と語る。

実際に、本作には在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)が制作協力として参画。本人役の松下が、各局の人気バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ)、「あざとくて何が悪いの？」(テレビ朝日)、「ラヴィット！」(TBS)、「緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦」(テレビ東京)、「全力！脱力タイムズ」(フジテレビ)にゲストとして出演。通常の番組として放送・配信されるバラエティ番組を収録しながら、同時にドラマの撮影も行う、という未だかつてない撮影が敢行される。

そんな局の垣根を超え、ドラマとバラエティが融合する全く新しいエンターテインメントの見どころについて「普段ドラマしか観ない人はバラエティを、バラエティしか観ない人はドラマをこれからは観てみようかなと興味を持っていただけるような作品。また、サスペンスコメディと銘打ってはいますが、松下さんと大物俳優さんのお芝居を含め非常に見応えのあるドラマになっていると思います」と明かした小原プロデューサー。

さらに、今回主演に抜擢された松下に意気込みを伺った。