同イベントの最中は司会進行の久保田アナが話を回す中で、中島は伊藤ら出演者や大森氏、久保田アナに対し、常にスマートな気遣いを見せ、話を振ったり、自ら進んで話したりと会場を盛り上げていた。
中島は、ほぼ幼なじみのような関係である伊藤とテンポのいい絡みを見せたり、笠松と繰り広げるわちゃわちゃな会話を楽しんだり、織田に対し、敬意を払いながらツッコミを入れるなど、会場やキャスト陣の反応を見ながら対応。
その「神対応」ともいえるその細やかな気遣いは、撮影現場でもそのままだったようで、「ホワイトデーに中島健人からスタッフに差し入れられた青いバラ」というタレコミが届く。スクリーンに「青バラ」が映し出されると、仲よく全員が立ち上がりその内容を確認。
久保田アナが「このバラは動産執行可能です」とバラとともに贈られたメッセージを読み上げると、笠松らが「LA(=ロサンゼルス)って書いてある!」と気が付く。すると、伊藤は「(中島は)LAに居たんですよ! LAから送られてきたんです!」と中島の粋な計らいを絶賛。
中島も「撮影中、LAに居たんですよ」と付け加える。「へぇー!」としばらく感心していた織田だったが、すっと困った顔になり、「記憶にないですけど…」と激白。そんな織田に「何で!?」(中島)、「全部忘れちゃったんですよ、全部(笑)」(伊藤)とツッコミを入れる一幕も。
その後、「でも、ホワイトデーの日、織田さんはいなかったんですよ」と伊藤が思い出し、「だろう? 記憶にないもん」と、織田の記憶が正しかったことが判明。さらに、笠松もバラをもらっていなかったことが発覚し、「誰がもらった、もらってない」「バレンタインはどうなの?」など、議論は大いに盛り上がった。
この他にもキャスト登壇イベントでは、中島が織田の物まねを披露することに。とあるシーンでの織田のせりふが、「キターッ!」を思わせるような言い方だったそうで、そのシーンを目撃した中島と伊藤は膝から崩れ落ちたという。
そのシーンを見せてほしいという様子の久保田アナや会場の空気に、直前まで渋っていた中島。しかし、その後、会場投票や織田の「見てみたいけどね…」という言葉により、物まねを披露することに。覚悟を決めた中島が「それなのに、ねつ~!」と叫び、会場からは大きな拍手が。
一瞬不思議そうにしていたが、織田は「まねのまねね」と理解し、笑っていた。しかし、中島は本人を前に相当なプレッシャーを感じていたのか、すかさず、織田に「すみませんでした! ちゃんと織田さんに怒られます。差し押さえてください」と謝罪した。
観客を背中にし、キャストの集合写真の撮影を行うフォトセッションでは、笑顔で撮影に臨む伊藤らキャスト陣に、中島が「シッコウ!!~犬と私と執行官」ならではの「イヌポーズをしよう」と提案する。それを聞いた伊藤、笠松、織田は「いいね!」と笑顔でうなずき、中島に倣い、「イヌポーズ」をそれぞれ披露。
そして、伊藤の言葉で同イベントは締めくくられ、久保田アナの指示で出演者が降壇する際、中島が階段で伊藤をエスコートする姿があり、最後の最後まで中島の細かな気遣いが見えたイベントであった。
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