WEB投稿サイト「小説家になろう」にて連載中、『アイリスNEO』(一迅社)にて書籍刊行中、シリーズ累計発行部数100万部突破の人気ライトノベル『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』(著:天壱/イラスト:鈴ノ助)。そんな同作がテレビアニメ化され、2023年7月6日より放送開始となる。これを記念して、主人公のプライドを演じるファイルーズあいにインタビューを実施。プライドというキャラクターへの想いや、役作りで意識したポイントなどを話してもらった。
『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。(以下、ラス為)』とは、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の登場人物であり、国と民を苦しめる最悪の女王プライドが、前世の記憶(現実世界で暮らしていたごく普通の女子高生)を思い出すところから幕を開ける。自身の記憶を頼りに、これから起こるであろう悲劇を回避。登場人物みんなが幸せになれる世界を目指そうと、ゲーム内のストーリーを改変して、国のために民のために全力を尽くしていく…という、ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー。アニメではファイルーズあいをはじめ、内田真礼、戸松遥といった声優陣が主要キャラクターを演じる。
――原作小説を読まれた際の、率直なご意見・ご感想をお聞かせください。
「悪役令嬢もの」というジャンルが流行っていることは知っていて、私自身もよく乙女ゲームをするので、以前から気になっていた作品でした。本来なら、注目されにくい立ち位置の悪役を主人公として描くことで、こんなにも魅力の詰まった物語になるんだ…という新鮮な発見があって。楽しく読ませていただきました。
――特に印象的だった部分はありますか?
前世ではごく普通の女の子だったプライドが、乙女ゲームの知識を活かしながら、あれこれとできることを模索して。そうやって自分自身で運命を切り拓いていく過程が面白く、ついつい応援したくなる物語だなと思いました。アニメを見てくださる皆さんにも、「普通の女の子でも頑張ればこんなことができるんだ」「自分もプライドみたいに強くなりたい」といった感想を持ってもらえるんじゃないかなと期待しています。
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