――昨年8月に放送が決定した際は「まとめて2夜連続で見るのはおすすめしない」とコメントを出されていましたが、今回は2週に分けての放送になります。
東野:去年は大きなスタジオの隅っこで収録をしたのですが、スタジオの広さとセットのバランスが悪かったから、ちょうどこのサイズ感がいいのかなと思いましたね。しかも、8階(のスタジオ)でやるのかと(笑)。やっぱり有名な方の網膜を刺激したらいけないですから、8階くらいがちょうどいいのかな。
藤井:2夜連続とか、2週にわたってとか、こっちが勝手に言っているだけで、今は配信でご覧いただいている方も多いので、30分の番組を2つ作ったということがすごく大事で。
30分の中で「あらびき団」を表現しているというのが、悔しいくらい完璧だったので、スタッフの皆さんはすごいなと思います。昔は録画をして見てくださっていたと思うのですが、今はTVerで何度もご覧いただけるので、ぜひ見ていただけたらと思います!
東野:台本にも書いてあるんですよ、“TVerで見てほしいですよね”って(笑)。 1夜目見てもらったら分かるのですが“こんなセコいやり方あるんだ”って!
藤井:僕も恥ずかしいですよ! それでも、何とか記事に「TVerで」と書いていただこうと思って、自然な顔して言っていますけど…(記者に対して)お願いしますよ!?
――今回、2023年になって初の放送となりますが、番組としての下半期の“野望”はありますか?
東野:野望はいろいろありますよ、紅白の裏でやるとかね! それはTBSさんが許すわけもありませんから、番組でパフォーマンスをしたい方とか、そこに出ることを目標にしてくださっている方のために、「あらびき団」というフォーマットを残しておきたいなと。
今はストイックな賞レースもたくさんありますが、そうじゃないところでゲラゲラ笑うというのもいいんじゃないかなと思うので。あります?野望。
藤井:あります! 一方で、「あらびき団」を支えてくださっている“あらびきパフォーマー”と呼ばれる方々の苦悩っていうのはきっとあるはずなので、番組はもちろんなんですけれども、YouTubeでも発信していこうと思っておりますので、僕の野望としてはそちらも見ていただけたら、と思います!
――「あらびき団」の今後の展望はあるのでしょうか?
東野:もちろんずっと続けていけたらなと思っています。でも、年齢的な問題もあるので、MCをライトとレフトじゃない、セカンドやショートかなんか分かりませんけれど、若い人に代わることで、受け手が変わると(番組が)また変わっていきますから。
「あらびき団」ってたまに見たくなるんですよね、それで“あ、まだやってんねや”って。あと、あんまりネタ番組で“この人老けはったな!”なんて楽しみ方、なかなかないじゃないですか(笑)。そうやって線で見れるという部分も魅力的だなと。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)