78歳の空飛ぶ大冒険 アカデミー賞受賞の感動作が金曜ロードショーで放送「カールじいさんの空飛ぶ家」
今年8月4日(金)に、ディズニー&ピクサーの最新作「マイ・エレメント」と短編映画「カールじいさんのデート」が同時上映される。それに伴い、金曜ロードショーは両作品の公開日に合わせて2010年米アカデミー賞で2部門に輝いた感動作「カールじいさんの空飛ぶ家」の放送を決定した。
ハラハラドキドキ大冒険の物語「カールじいさんの空飛ぶ家」
「カールじいさんの空飛ぶ家」は「モンスターズ・インク」を手がけたピート・ドクター監督のもと、「トイ・ストーリー」のピクサー・アニメーション・スタジオが製作した。2010年の米アカデミー賞では長編アニメーション賞、オリジナル作曲賞に輝いている。また同時にアニメーションとしては、1991年の「美女と野獣」以来、史上2度目となる作品賞にもノミネートを果たした傑作だ。
78歳の主人公が亡き妻との約束を果たすため家に大量の風船をつけ、約束の地を目指して旅をする。ユーモアたっぷりのキャラクターたちが”ハラハラドキドキの大冒険”に出るという、大人も子どもも感動と笑いを楽しめる映画となっている。
78歳のカールじいさんに“大冒険”を決意させた約束
78歳のカールじいさんは、妻に先立たれ、想い出が詰まった家でひとり暮らし。2人は幼なじみのころから冒険家チャールズ・マンツに憧れ、南米の“パラダイスの滝”に行こうと約束していた。ある日、カールじいさんは亡き妻との約束を果たそうと、住み慣れた家に無数の風船を結びつけて空飛ぶ大冒険の旅に出る。
■作品の注目ポイント
魅力あふれる同作のなかでも、特に魅力的と言われるのが冒頭で描かれる“カールじいさんの半生”。冒険家にあこがれる子ども時代、幼なじみのエリーとの出会いから、2人の憧れの滝に行く約束をし、結婚して、家を建て、仲睦まじく暮らし、最後はエリーが息を引き取るまでの描き方だ。カールじいさんとエリーの想い出と幸せがこの“家”にギュッと詰まっていることが分かる、素敵なシーンとなっている。
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