世界の美術を歌とアニメで紹介する「びじゅチューン!」(毎週火曜夜7:50-7:55、NHK Eテレ)の夏休みスペシャルが、7月16日(日)昼4時から放送される。「なつやすみ びじゅチューン!ツアーin関西」と題して、アーティスト・井上涼が、今まで番組で取り上げた関西の美術作品を巡る。放送に先駆けて、番組のアニメーション制作・作詞・作曲・歌唱全てを手掛けている井上が、撮影の裏側やスペシャルの見どころなどを語ってくれた。
――関西の美術作品を紹介するスペシャルということですが、印象的だったことは何ですか?
「姫路城と初デート」という作品のモチーフになった姫路城では、撮影の都合でうねうねしたルートの道から、天守閣まで2周したんです。暑い日だったのでしんどかったです~。
今回紹介する全作品に思い入れがありますが、撮影で印象的だったのは、大阪城天守閣で「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織(ふじごしんかもんくろきらしゃじんばおり)」のホンモノを間近で見たこと。「噴火する背中」という作品に出てきた背中だけではなく前側も見られたので、たくさんの発見がありました。
――どのように作品を思い付きますか?
シャープペンシルで美術作品を模写して、気付いたことをきっかけに考え始めることが多いです。今までに作った曲と印象が似ないようにすることに気を付けています。自分の体験から、子供向けに作り過ぎると子供が冷めるので、大人向けにと意識しています。
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