韓国の名優イ・ソンミンが主演を務める刑事サスペンスドラマ「『刑事ロク 最後の心理戦』シーズン2」が7月5日よりスタート。新シーズン開始にあたり主演のイ・ソンミンと、共演のキョン・スジン、イ・ハクジュ、キム・シンロクの4名にインタビューを実施。撮影時のエピソードや役作りについて語ってもらった。
「刑事ロク」とは
「刑事ロク」シーズン1では、定年間近のベテラン刑事キム・テクロク(イ・ソンミン)が、自分に同僚殺しの濡れ衣を着せた正体不明の脅迫犯“友”の正体を暴くために奔走した。
シーズン2の舞台は、“友”の正体を暴いた前作から1年半後。休職していたキム・テクロクは“クモ署”に戻って来る。しかし配属されたのは、以前の“強力班”ではなく、“女性・青少年課”。だが、青少年が絡んだ事件を追う中で、以前“友”を追った“強力班”のソンア(キョン・スジン)やギョンチャン(イ・ハクジュ)と、所属の垣根を超えて再び行動を共にする事になる。誰もが疑わしく思える中、テクロクは“真の黒幕”の謎に迫る。
主演は「未成年裁判」「ミセン-未生-」などへの出演で日本でも知られ、“役を生きる俳優”とも称される実力派イ・ソンミン。「財閥家の末息子」でイ・ソンミンと共演したキム・シンロクがシーズン2より参加、“女性・青少年課”課長・ジュヒョン役を務める。シーズン1、2ともにディズニープラスのスターで独占配信中。
「非常にリラックスして演技が…」
――イ・ソンミンさん、キョン・スジンさん、イ・ハクジュさんは、S1から続投ですが、すぐにチームワークは戻りましたか?
イ・ソンミン:撮影に入ってすぐチームワークは戻りました。息はピッタリだったと思います。キム・シンロクさんは今回からの参加なので、慣れるのに時間が少し必要だったかもしれませんが、彼女とは「財閥家の末息子」で共演していたので、私的には非常にリラックスして演技ができました。
キョン・スジン:S1の撮影が終わって、今回の撮影まで少し時間が空いたんですけど、その間も実は私たち、よく会っていて、S2について話し合ったりしてたんですよ。だから、チームワークは問題無かったんですが、やはり撮影なので緊張感はありました。私に関して言えば、「今回、ソンアをどう演じればいいんだろう」と考えると、緊張感は増しましたね。
イ・ハクジュ:シーズン制のドラマは初めての経験なので、僕にとっては新鮮でした。S1で皆さんと絆が深まったので、今回はリラックスして撮影に臨めましたね。イ・ソンミン先輩との共演シーンでは、もちろん緊張感もありましたが、僕が脱線していかないようにアドバイスをいただいて、安定感のある演技ができました。
――キム・シンロクさんはS2より参加です。現場はいかがでしたか?
キム・シンロク:私が参加した初日のことなんですけど、実は私、期待やワクワク感が大きくて、緊張せずに現場に行ったんですよ。でも、撮影が始まると、皆さんの息があまりにもピッタリで、トントン拍子で進行していくのを見て、一気に緊張してしまってNGを出しちゃったんです。
そうしたら、イ・ソンミン先輩が「みんな!彼女を気遣ってあげて!オレたちはS1で8話一緒にやっただろ?(今日が初参加の)彼女を待ってあげよう」って言ってくださったんです。
私がNGを出したら、「今、音声のNGだろ!?」って(笑)。音声さんも乗って「音声、頑張ります!」って言ってくれて、みんなワハハハ…って、緊張がやわらぎました。(イ・ソンミンに)あの時はありがとうございました!」
イ・ソンミン:(照れくさそうな表情)
エスピーオー