指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)のメンバーであり、アニメ好きの野口衣織が「神セリフ」からアニメの魅力をひもといていく連載企画。今回は、特別編!連載の第16回で取り上げた「ななし怪談」の新作エピソードが放送決定し、なんと野口衣織も声優として出演することに!アフレコ現場に潜入し、出演の意気込みについてインタビューした。
謎多き少年・無患子紅(CV.木村昴)が語るのは、誰も知らない、知られてはいけない「ななし怪談」。学校生活の“あるある”にまつわる怪異に襲われてしまう子どもたちを、梵(CV.青山吉能)と茲(CV.朝比奈丸佳)のコンビが救っていく。新作エピソードでは、主要キャラクターや怪異に遭う“ななしちゃん”、“ななしくん”が成長した姿で登場。パワーアップした新作エピソードをお楽しみに!
――「ななし怪談」は以前、この連載でも語ったことあるほどお好きな作品ですね。今回、声優として出演するというお話を最初に聞いた時はどう思いましたか?
野口:ありがたいことに、いつもお世話になっているWEBザテレビジョンさんからのご縁ということで、うれしい気持ちが一番大きかったですが、同時に「私でいいんですか?」という気持ちもありました。でもやっぱり好きな作品に関わらせていただけるワクワク感が大きくて、今日のアフレコがとても楽しみでした!
今までもアフレコの経験はあったんですけど、今回のようにセリフが多いのは初めてで、しかもブースに入って立ってアフレコするというのも久しぶりだったので、最初はすごく緊張していました(笑)。
――今回、なんと全5話すべてに出演し、さまざまな役に挑戦しています。最初、制作スタッフさんからはどんなお話がありましたか?
野口:まず最初にあらすじと出てくる怪異やキャラクターを教えてもらって、「全5話に出演していただきたいと思ってるんですけど、演じやすそうだったり、やってみたいと思うキャラクターはありますか?」と聞いてくださったんです。そんなの、普通だったらありえないことじゃないですか。だからすごくありがたいな、申し訳ないなと思いつつ、今回演じることになった5人のキャラクターをやりたいとお願いしました。みんな性別も年齢もバラバラで雰囲気の違うキャラクターでしたし、今までやったことがない役柄も演じることができて、素敵なきっかけになったなと思います。
――アフレコに臨む前は、どんなことを準備していきましたか?
野口:私は絶対に紙がいいタイプなので、まずはマネージャーさんに台本や資料をプリントアウトしてもらいました(笑)。そして1人1人のキャラデザを見ながら、各キャラクターに自分のどの声が合うのかを探るためにいろいろなパターンを録音して聞いてみたり、映像を見ながらセリフを入れるタイミングを決めて、台本に書き込んだりしていきました。いただいた映像には既に他のキャラクターの声が入っていたので、タイミングがわかりやすくてありがたかったです。
実際にアフレコに臨んでみて、自分の中でのキャラクター像をもう2パターンくらい用意してきたらよかったかな、と感じました。この学びは、ぜひ次の機会で生かせたらいいなと思います。
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