阿部進之介コメント「黒田長政の正義を信じて演じます」
――演じる人物の印象はいかがですか?
長い時間をかけて描かれてきたこの世界の一部に溶け込む事がとても楽しみです。幾度となく描かれてきた石田三成と黒田長政ら武闘派大名の確執は、今作においてはどちらが悪ともならない描き方をされています。でも、ある人にとっての正義は、ある人にとっての悪。私は黒田長政の正義を信じて演じます。その先に何があるのか。史実だけでは見えない両者の感情を見届けていただければ幸いです。
網川凛コメント「本当に楽しみしかありません」
――演じる人物の印象はいかがですか?
知将、築城の名手、あるじを7回変えた猛将、とさまざまな側面を併せ持った印象の武将です。足軽の出、外様でありながら家康臨終の際には枕元に招かれるほど信頼されたその人柄は、合理的精神と忠義の人なのだと思います。あとかなり大柄だったとも。僕、大柄な方ではないんですよね。むしろ共演する方々が大柄です、顔も濃いです。
家よりも人を重んじる、その部分を根底として大切に演じていきたいです。今作を通じて藤堂高虎という人物に興味を持ってくれる人が増えたらうれしいです。大河の時代劇は役者なら誰しも一度は出演を願う憧れの場です。今回初参加させていただける事を大変光栄に思いつつ、本当に楽しみしかありません。
武田幸三コメント「判断を本能で察知し生き残った武将だと思います」
蜂須賀家政の印象は、ストレートな性格で最前線で戦うことを望む武将らしいところもありますが、家のために政略結婚を画策し、関ケ原では子の蜂須賀至鎮と、敵味方に別れるなどして蜂須賀家を守るところもあり、戦国時代で生き残るための行動、判断を本能で察知し生き残った武将だと思います。私が経験した命のやり取りの経験を蜂須賀家政を通して表現をし、「どうする家康」に貢献させていただきます。