松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)、8月6日放送の第30回「新たなる覇者」で、信長(岡田准一)の妹・市(北川景子)が散った。戦場できりりと勇ましい黒の甲冑姿を見せた市。放送後にNHK公式SNSに投稿された北川のインタビューでは、信長(岡田准一)が着ていたベストを縫い直して着ていたことも明かされ、視聴者の注目を集めている。(以下、第30回のネタバレがあります)
信長の後継者争いが激化
「どうする家康」は、誰もが知る戦国武将・徳川家康(松本)の人生を新たな視点で描く物語。「リーガル・ハイ」シリーズ(2012年ほか、フジテレビ系)の古沢良太が脚本を務める。
信長亡き後の覇権争いが激しくなる中、第30回では、織田家の後継を決める清須会議から、柴田勝家(吉原光夫)とお市の結婚を経て、勝家と秀吉(ムロツヨシ)が対立した賤ケ岳の戦いまでのいきさつが描かれた。
「この戦の総大将は、この市である」
武装して勝家とともに北ノ庄城に立てこもったお市。負けを悟ると、3人の娘たちを宿敵・秀吉に託し、勝家とともに自害する道を選んだ。
市は堂々と「この戦の総大将は、この市であると心得ておる。敗軍の将はその責めを負うもの。一片の悔いもない。織田家は死なぬ。その血と誇りは、わが娘たちがしかと残していくであろう」と語り、自害した。