ビビアン・スーが台北市観光大使に就任し、8月7日に都内で行われた「台北、お久しぶり!観光キャンペーン」記者発表会に登壇した。
19歳で日本に来たビビアンは、「ブラックビスケッツと『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)には感謝しています。この番組とブラックビスケッツのおかげで、(日本のみんなが)ビビアン・スーのことを知った、台湾のことを知った、それはうれしいです」と、日本での台湾ブームに「ウリナリ」の存在が関係していると感謝。
「ブラックビスケッツは去年10年ぶりに復活しまして、たぶんそのおかげで台北市の観光大使に就任できることができました。とても光栄です」と、台湾の仕事にまで影響があったと語る。
また、「『ウリナリ』とブラックビスケッツ、それ以外に忘れられない番組が一つあります。『笑っていいとも!」、フジテレビの。毎週火曜日、12時から1時のライブ(生放送)。人生の中で初めてライブのレギュラー番組ですから忘れられないですね。タモリさんとSMAPの中居(正広)さん。タモリさん、大先輩です。SMAPはトップ中のトップグループ。レギュラーが一緒にできてすごくうれしいです。1年もレギュラーができて、それは忘れられないですね。毎週いろんな歌手、俳優さんが来てくれるんです。ブリトニー・スピアーズも来てました。番組のおかげでスーパースターを見ました。いい思い出でしたね」と振り返った。
さらに、ブラックビスケッツについては「この間(2022年)復活した12月3日は、1stシングル『STAMINA』の発売日、デビュー日だったんです。アニキ(南原清隆)は『これから12月3日をブラビの日に決めた』って。なので、アニキがこれ以上忙しくならず、12月3日に何かイベントをしたいと思います。3人で集まりたい」と、今後も定期的にブラックビスケッツで何か続けたいと希望。「これ、大きく書いてください。そしたらアニキ見るから」と報道陣へのお願いも忘れなかった。
現在はシンガポールと台湾に住んでいるというビビアン。「夏休みは?」と質問されると、今は台湾で映画を撮影していると明かす。「シンガポールは基本的には毎日夏です。台北は四季があります。でも、仕事のスケジュールがいっぱいですね」と、台湾に帰るのは仕事が多いとのこと。
「ママに休みはないです。シンガポールに戻ったら子どものスケジュールに合わせます。遊園地とかプール、公園に行ったり、子どもが中心のスケジュールになっていきます。今、小学校2年生ですが、幼稚園の時は毎月台北に一緒に飛んで仕事につれていきました。小学生になってからはシンガポールで教育を受けています。(最近)台北で仕事していて心配なのは、子どもが病気になっていないか。7月7日に高雄でパフォーマンスがあったんですが、その時に子どもがインフルエンザにかかってしまったんです。(心配で)二日間寝られませんでした」と、母親と仕事の両立の難しさ、子どもへの思いを明かす。
しかし、「台湾に行く時に大事なことは?」を聞かれると、「笑顔は一番大事ですね。世界共通の言葉です。はははは~って。完璧です!」と笑って見せ、「グーグル翻訳、それが一番早いです。だから、携帯ちゃんと充電した方がいいです」と、ビビアンワールドで報道陣を笑わせていた。