目黒蓮(Snow Man)主演のドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第6話が8月18日に放送された。前回の友情決裂危機から、あらためて相棒として歩み始めたハル(目黒)とガク(佐野勇斗)。大きな目標に向けて突き進む姿が視聴者の心を捉え、タイトルがトレンド入りする反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
ハルたちはゲーム開発と芸能プロ買収に動く
同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画をドラマ化。“世界一のワガママ男”のハル(目黒)と、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野勇斗)という正反対の2人が、ゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントとなる。
キャストはほかに、日本最大規模のIT企業「ドラゴンバンク」の社長令嬢であり、クールで強欲な才色兼備の黒龍キリカ(通称:桐姫)を今田美桜、ハルとガクが企業した会社の新入社員で社長の高橋凜々を福本莉子、桐姫のボディーガード兼秘書の長瀬忠則を竹財輝之助、ハルとガクに出資する謎の投資家・祁答院一輝を吉川晃司、ハルとガクの前に立ちはだかる怪物経営者・黒龍一真を國村隼が演じる。
「ビジネスは欲張ったもん勝ち」とは祁答院の言葉だが、第6話でハルたちはゲーム事業部でのゲーム開発と、メディア帝国を手に入れるための第一歩である芸能プロダクション買収を目指した。
心が揺れる仕事を!
桐姫がガクに教えたドラゴンバンクの人気ゲームクリエイター・蛇島(鈴木浩介)を、まずは社外アドバイザーとして迎え入れたトリリオンゲーム社。蛇島はドラゴンバンクでの歯車にすぎなかった立場から、久しぶりに面白いものを作りたいという情熱に触れた。「心が揺れなきゃ、人は動かない」、ゲーム作りで大切にする思いを共有していく。
そんな蛇島に黒龍が接触。トリリオンゲーム社を潰すと脅された蛇島は、立ち去ることを決める。
蛇島がドラゴンバンクの新作ゲーム開発責任者になることが大々的に発表される日、ハルとガクは蛇島に会いに行った。蛇島が提示した年俸以上は出せないが、開発中のゲームが大ヒットしたら成功報酬を約束すると告げた。「そんな仮定の話をされても…」と言う蛇島に、「あなたの望みはお金じゃない」とガク。蛇島自身が「心が揺れる」ことを望んでいるのではないかというのだ。ハルも「実現できます、俺らの会社なら」と真っすぐに蛇島を見つめて言った。
蛇島は発表の壇上で大胆にもトリリオンゲーム社への移籍を明かし、さらに新作ゲームの宣伝もやってのけた。公の場での発表となり、結果的にドラゴンバンクとしては表立って手を出すことはできなくなってしまったかたちとなった。
MENT RECORDING
発売日: 2023/07/05