一方、もう一つの芸能プロ「ゴップロ」の買収は、社長の神(塚本高史)が一真に協力を願っていたこともあり難航。ハルと祁答院は、神を退陣に追い込むため、株主たちの委任状集めに奔走した。
迎えたゴップロの株主総会当日。株主の委任状51%を集めたが、黒龍の息がかかっていた1人が取り下げることに。「ハメられた…」とつぶやくハル。
だが、かつて祁答院がマネージャーを務めていたゴップロに所属する人気俳優のヒムロ(曽田陵介)を巻き込む作戦を用意していた。神は社長を退き、祁答院が後任に。祁答院はその場でトリリオンゲーム社と提携し、メディア事業を展開すると発表した。
祁答院との会話で、蛇島の引き抜きとゴップロの買収、どちらも成功させたことに、「俺じゃない。決めたのは、あいつです」と言ったハル。その視線の先にいたのはガクだった。
そんなガクや凜々は、ハルがメディア大作戦としてゴップロ所属タレントを使った宣伝などでゲームを成功させることを考えていたことに驚く。それとともに蛇島たちが“心が揺れる瞬間”をゲームに取り込み、売り上げ50億円突破という大成功を収めた。
ハルがどんどん前に進めるのは、ガクという存在がいるからだ。ハルはガクに“心が揺れる瞬間”があり、相棒になった。前回の「二人で両輪」というハルの言葉通り、走り続ける。そんな2人の熱き友情と信頼関係が見る者の心を震わせる。タイトルがX(旧Twitter)のトレンド入りするなか、「スカッとした」「胸アツだった」「ハルガクコンビ、心の底から“推せる”」「ハルガクのベストコンビ感好きすぎる」などの感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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