――スペシャルドラマとして再び帰ってきた本作の台本を読んだ時の感想をお聞かせください。
政治では難しいかもしれないけど、ドラマの世界なら出来るかも!? 日本と韓国との友好交流関係が描かれてます。そしてそして! スペシャルドラマならではの盛りだくさんな各シーンに早く出たく、早く撮影現場へ行きたくてワクワクしていたなぁ!
――ゲストの印象、そして再び集結したレギュラーキャスト陣との撮影はいかがでしたか?
ゲストは韓国が生んだ好青年スター! ユン・ソンモ。天才子役スターの浅田芭路ちゃん。「日本統一」レギュラーの番長こと北代高士。役柄が不明としておく坪倉由幸らの面々。レギュラー陣は、前回よりもはるか上回ってそれぞれの役柄の持つ個性が際立っております! 改めて、個々を活かしてくれたテレビ東京、東通企画のプロデューサー陣、現場総指揮でもある小林義則監督はじめ全スタッフに感謝だね!
――視聴者への見どころやメッセージをお願いいたします。
笑いあり涙ありアクションあり義理人情ももちろんあり! 約10年続いてきた「駐在刑事」の中でも今回は最高傑作だと自信あります。9月25日夜8時からのオンエア、ぜひ見なさい!(笑)
台本を翻訳してもらってゆっくり読んだら、読者としてハマってしまって、最初から最後まであっという間に読んでしまいました。ちゃんと演じられているかの判断は皆さんにお任せします。面白いストーリーが僕を通して皆さんに伝わるとうれしいです。
寺島さんとの共演は初めてでしたが、親切すぎるぐらい、毎日毎日僕をいろんなことで守ってくれて、こんな先輩と出会えたことがすごく光栄です。芭路ちゃんは本当にかわいくて女優さんとしてもとても魅力的でした。今回出演している皆さん、スタッフさんは10年間一緒にやってきたということでチームワークとエネルギーが見えて、僕は邪魔にならないように頑張りました。
ゲストとして出演したので今回でお別れするのは寂しいです、来年はどうなるかな!? 奥多摩の景色を見るのも面白いし、どんな事件が起こって結末がどうなるのか、最初から最後まで少しも見逃さないように集中して見てほしいです。
台本を読んだ時、悲しい事件の中にも人を思いやる気持ちや寄り添う気持ちを感じて、悲しいけどあたたかい、やさしい気持ちになりました。撮影では寺島さんや皆さんが、ドラマ内と同じ気の合った、家族のような雰囲気で迎えてくださって、リラックスして過ごすことができました。
寺島さんはパワーが溢れていて、みんなを笑わせてくれたり「暑いから水飲めよ〜!」と声をかけてくれて、とても元気が出ました! ソンモさんは、優しく、韓国の話を聞かせてくれたりしてすぐに大好きになって、撮影が終わるのが寂しかったです。
このドラマでは困った人を放っておかない駐在さんと奥多摩のみなさんの思いやりや人を信じる気持ち、ところどころ笑っちゃう警視庁のみなさんのシーンや、かわいいワンちゃんのプールや、たくさんあると思うんですけど、奥多摩に来てミヨンとパクの2人がどう変わっていくのかをぜひ見届けてほしいです!
僕は堀部という役をやらせていただいたのですが、今までやらせていただいた役で一番最低な人間だなぁと思いました。堀部のことは嫌いでも僕のことは嫌いにならないでください。撮影現場に着くまでの景色は美しいし「バーベキュー」とか「キャンプ」と書いてある看板がいくつも現れてきて、遊びに行きたい気持ちになるんですが「オレは堀部だ! 川遊びなんかする人間じゃないんだ!」と自分に言い聞かせながら現場に向かいました。
主演の寺島進さんは見た目とは裏腹にとても優しい方で、撮影中誰よりも声を出して「暑いけどみんな頑張ろうぜ〜」とゲキを入れてくれたり、仲のいい共演者やスタッフの方をイジってみんなを笑わせたり、現場を和ませてくれていました。心優しい駐在さんとキレイな奥多摩の景色と堀部という汚い人間をぜひ見てください。
この度、「駐在刑事 SP2023」にゲスト出演させていただくことになりました。キャストさんたちの仲の良さやスタッフさんへの気持ちの許し方など、撮影中には節々からこのドラマの歴史を感じることができました。このような歴史あるドラマに参加することができて光栄です。
最初に台本を読んだときは、物語の切なさに思わず涙が出ました。自分の役の悔しさを思うと、本当に胸が苦しいです。短い出演時間の中でどれだけぶっきらぼうに、だけど確かな愛を表現できるのか、そこに向き合いました。 わたしは残念ながら奥多摩での撮影を経験できなかったのですが、完成した作品の中で奥多摩を感じるのを楽しみにしています!
2014年に放送開始以来、皆さんに愛されてきた「駐在刑事」が再び帰ってきます! 今回のストーリーは江波を演じる寺島進さんのアイディアが発端となり、今までの「駐在刑事」の良さと今までにない魅力が合わさったスペシャルになっていると思います。コロナ禍で遠のいていたインバウンド需要が復活の兆しを見せる今、夏の奥多摩を舞台に江波が言葉の壁を乗り越えて、事件に立ち向かいます。今回もゲストに個性豊かな方々に集まっていただくことができました。
都心で起きた事件と奥多摩の事件が一つの線で結ばれた時、全く予想できない結末を迎えますので、ぜひお楽しみに! さらに、レギュラー登場人物たちの新たな一面を垣間見ることができるスペシャルにもなっていますので、駐在ファンの皆さんにぜひ楽しんでいただけたらと思います。