YOSHIKI初監督作品の音楽ドキュメンタリー映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」が、世界に先駆け日本全国の主要映画館で9月8日(金)より公開。それを記念して5日に都内でジャパンプレミアが行われ、レッドカーペットイベントには映画にも出演するHYDEや宮城野親方、藤原ヒロシ、ハラミちゃん、ゴジラらYOSHIKIにゆかりのあるゲストが多数登場した。
総勢10組の著名アーティストらが参加したドキュメンタリー映画
同作は、アメリカやヨーロッパ、中国、日本などさまざまな国のアーティストをYOSHIKIがプロデュースし、彼自身がアレンジした楽曲で、それぞれのアーティストとコラボレーションする、その軌跡とライブを追った音楽ドキュメンタリー映画。
HYDE(日本)、SUGIZO(日本)、SixTONES(日本)、ザ・チェインスモーカーズ(アメリカ)、セイント・ヴィンセント(アメリカ)、ニコール・シャージンガー(アメリカ)、ジェーン・チャン(中国)、リンジー・スターリング(アメリカ)、スコーピオンズ(ドイツ)、サラ・ブライトマン(イギリス)という総勢10組の著名アーティストらが参加している。
レッドカーペットには、ゴジラ、ハラミちゃん、XY、休井美郷・Ryuga、Beverly、Novelbright、TAKAHIRO、紀里谷和明、宅見将典、斎藤司(トレンディエンジェル)、アンミカ、藤原ヒロシ、宮城野親方、HYDE、YOSHIKIという順番で登場。それぞれ「Xポーズ」を披露したり、持ちネタを披露したり、吠えたり、「水分摂ってくださいね~」と呼び掛けたり、ドレスアップした姿で大勢詰め掛けた報道陣の撮影に応じた。
劇中でYOSHIKIとコラボレーションしているHYDEは、映画が完成した今の心境を聞かれ「完璧主義なYOSHIKIさんが丹精込めて作っているのを見ていました。ロサンゼルスのスタジオでも常に編集作業が同時に行われているのを見ていて、やっと完成したので僕もうれしく思います」と安堵(あんど)の表情で語った。
日本人アーティストが選出されるのは初めて
そしてレッドカーペットのトリで登場したYOSHIKIは、いよいよファンの元に映画が届くということで「ドキドキしています」と心境を。さらに、現地時間9月14日(木)にはアメリカ・ハリウッドを象徴する TCLチャイニーズ・シアター(ロサンゼルス)の祝典にてYOSHIKIの手形・足形が刻まれることも決定し、レッドカーペットでYOSHIKIの口から発表された。
1927年に同劇場がこのハリウッドの伝統的な祝典を始めて以来約100年、日本人アーティストが選出されるのは初めての出来事。マリリン・モンロー、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、マライア・キャリー、ヒュー・ジャックマンなどと名を連ねることになった。
あらためてこの快挙について、YOSHIKIは「ビックリですね。僕はロサンゼルスに住んで30年近くたつんですが、こうやって選んでいただいて恐縮です!」と、喜びを語った。
なお、レッドカーペットの後にはYOSHIKIとHYDEが登壇し、映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」の舞台あいさつも行われた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)