永山絢斗と大森南朋のW主演で、豪華俳優陣が本人役で出演していることでも話題の「土曜ドラマ24『居酒屋ふじ』」(テレビ東京系ほか)。
今回、永山演じる売れない俳優・西尾栄一が思いを寄せる鯨井麻衣役の飯豊まりえにインタビューを行い、現場の裏側やドラマの見どころなどを語ってもらった。
――すべての撮影を終えてからのドラマ「居酒屋ふじ」の印象はどんなものでしょう?
まだ19歳なので、居酒屋に行ったことがないんです。でも、アットホームな隠れ家というか、第2のおうちみたいな場所がある大人って憧れます。
台本を読んで、昭和の人々の距離感というか…携帯電話のない時代のお話とか、いろいろ想像をかきたてられました。特に居酒屋ふじの“おやじ”の逸話には、毎回じーんとくるものがあります。
――共演者の皆さんはいかがでしたか?
皆さん優しかったです。尊敬する俳優さんたちに囲まれて、少し夢のようでした。大森さんがドラマのエンディングテーマ(月に吠える。「夜の雲」)を現場で歌って下さったのが、本当に感動しましたね。
あと、見よう見まねで、初めて焼きそばを作ったんですが、食べて下さった皆さんが「おいしい」って言ってくださったんです! フードコーディネーターの方にも「何でも作れるよ」と言われて、何だか自信が付きました(笑)。
――それはすごい! ちなみに現場のセットも、実在する居酒屋ふじを事細かく再現されているようですね。
初めてセットを見た時「居酒屋ごと持ってきちゃったのかな?」と思ったくらい、しっかり再現されているんです! 今、居酒屋ふじは空っぽなのかな?って思っていました(笑)。
――まさかの天然エピソード(笑)。撮影で印象に残っていることはありますか?
ラジカセの使い方を教えていただきました。初めて触りましたね。あと、公衆電話も使ったことがなくて、初体験でした。
――恐るべし平成生まれ!! まだ19歳の飯豊さんですが、居酒屋デビューの際に飲んでみたいものはありますか?
ウーロンハイを飲んでみたいです! 甘いものは苦手なので…。ちなみに劇中ではずっとウーロン茶を飲んでいました。
おつまみはお刺し身がいいです。お酒と一緒につまむとおいしいのかなというイメージがあるので。あと、イカの塩辛とかも、大人の食べ物だなと感じますね。
――ぜひデビューは実在の「居酒屋ふじ」でしていただきたいものです。それでは最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。
夢を追い掛けている人の背中を押す言葉がたくさんあるドラマです。私自身、心に残る言葉が数え切れないほどありました。
何か目指すことがある人に見てほしいです。そして、私が演じるくじらちゃんと西尾くんのムズムズする恋愛模様にも、ぜひご注目ください。
毎週土曜夜0:20-0:50ほか
テレビ東京系ほかで放送