丸山智己、念願の「コード・ブルー」出演決定!『こんなにポジティブな役は初めて』
主演の山下智久ら5人のメインキャストが再集結し、7年ぶりに復活した“月9”ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ系)に、クセのある役柄を演じることの多いバイプレーヤー・丸山智己の出演が決定。丸山は「『やったー!』という感じでした。ずっと見ていた好きな作品に出られるということでうれしかったです」と、起用された感想を明かした。
今回、丸山が演じるのはこだわりを持った頑固な料理人・緒方博嗣。山中を流れる渓流で釣りをしていたところ負傷し、救命救急に運ばれるところから物語は始まる。7月31日(月)の第3話で救命救急に登場して以降、救命センターの医師やナースたちと交流を深めていく。
近年はどちらかと言えば“ヒール”のような役や、イヤミっぽい役柄を演じることが多い個性派俳優の丸山。
そのことについては、以前「最近演じている(ヒール役)のはどちらかというと自分とは真逆で、基本、僕は“ゆるっと”した性格」とコメントしていた丸山だが、本作の緒方役については「こんなにポジティブな役を演じることは初めてだと思います。ただ彼の抱えているものをきっちり踏まえて演じていかないと見ている方にも伝わらないと思うので、そのあたりをしっかり演じたいと思います」と気を引き締めた。
そんな丸山が演じる緒方の負傷は、本人の予想以上に深刻なもの。料理人として活躍していた緒方が再び調理場に立てる日は来るのか、そして厳しい事態に緒方はいかにして向き合っていくのかが描かれる。
過酷な現実に向き合い、どん底にあっても明るさを失わない緒方の姿は、今後、周りの人間に影響をもたらす。主要キャストたちの間にも緒形との出会いによって少なからず影響を受ける者も現れ、今までのシーズンにはなかったストーリーが展開される。
「自分も何か問題にぶつかったときは落ち込むというよりも意外と冷静に『次はこうしよう』と先々のことを考えていく訓練ができている方です。緒方も前向きに物事を考えていく人間なので、そのあたりは自分自身と共通していると思います」と分析した丸山。
「同じような境遇にある方にも、決して簡単な状況ではありませんが、緒形の姿を通して困難な中でも希望を持ち続けるような気持ちになっていただけたら。生きることの意味、仕事に対する思いなど大きなテーマが根底にあります。ぜひ毎話、楽しみにしていただきたいと思います」と、アピールした。
なお、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は、7月17日の初回に平均視聴率16.3%を記録し、暫定ながら今期民放連続ドラマの初回平均視聴率でトップに立っている。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
さらに、同じく17日付けの「視聴熱(※)」デイリーランキングでは、89153pt(ポイント)を獲得して1位にランクイン。2位に8万数千pt以上の大差を付ける、圧倒的な数字を残した。
そんな第1話を受け、SNSでは「大人になったキャストに感動」「『分かった。現場へ向かう』と走ってヘリコプターに乗り込むシーンとか鳥肌モノ」など、7年ぶりながら色あせないキャスト陣の演技に絶賛の声が集まった。
好発進のまま第2話も“高度”をキープできるのか。1話の反響を見る限り、“ブルー”な気持ちになることはなさそうだ。
※SNSや独自調査を集計、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標。