元純烈の小田井涼平がMCを務める旅番組「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」(毎週木曜 夜8:00-9:00、BSJapanext〈263ch〉)。全国各地の文化、グルメに“会い”、地元の人とふれ“あい”、魅力を発掘していく“あい旅”だ。9月14日の放送では、番組初となる北海道の苫小牧市に降り立った。
初めに寄ったのは、新千歳空港から約15分の距離にあるノーザンホースパーク。広大な敷地内で乗馬や観光馬車などを楽しむことができる馬のテーマパークだ。
小田井がここで出会ったのは、ディープインパクトの母にあたるウインドインハーヘア。ノーザンホースパークの母体は競走馬を育てる「ノーザンファーム」であるため、現役を引退した馬が余生をこの施設で過ごすことも。園内にはディープインパクトにまつわる貴重な資料が展示されているスポットもある。
せっかくの機会ということで、小田井も乗馬にチャレンジすることに。乗馬の経験がある小田井は「馬は本当にね、乗ってる人が下手やと、舐めよるんですよね」と解説しながら、大きな身体で鞍上へまたがる。馬がゆっくり、丁寧に歩みを進めると、「乗り心地むちゃくちゃええもんな」と安堵の顔を見せた。
続いては、小田井の「北海道といえば、海鮮を無視して通るわけにはいかないんで」という主張に押し切られる形で、“海の駅ぷらっとみなと市場”へ。苫小牧市が水揚げ量日本一を誇るほっき貝をはじめ、北海道の新鮮な魚介類や野菜、果物などが勢揃いしている。
小田井がチョイスしたのは、魚介の石焼と特選握り。ホッキの石焼を頬張った小田井は、感想を口にする前に笑顔で視聴者を指差しすことで、感動を表現した。イカの炙り焼きを実践する前には、八代亜紀の「舟唄」を口ずさみ、純烈卒業後も衰えることのない美声を披露した。
この日の極上宿は、ミシュラン三つ星を獲得した「心のリゾート 海の別邸 ふる川」。ラウンジは一面ガラス張りで、雄大な太平洋を臨むデザインとなっている。レトロな印象の囲炉裏とのコントラストが絶妙だ。さらにオープンテラスへ出ると、海と空を分ける広大な水平線を眺めることができる。小田井は宿に入ってすぐ見える絶景に、「地球って、まあるいんだなって思うね」と感嘆の声を漏らした。
案内された客室も、贅沢なオーシャンビューが広がる。ボタンで電動カーテンを開けると、小田井が「ヒーリング用の映画を大スクリーンで観ているよう」と評する景色が広がり、静かな波の音が耳をくすぐった。朝4時半には、黄金色に光り輝く朝日が真正面から貫いてくるという。
浴室はもちろん露天風呂。熱く、化粧水のようなトロミのある肌触りのナトリウム塩化物泉で、小田井は旅の疲れをじっくりと洗い流していく。太平洋の水平線、そびえ立つ灯台が視界に入り、ウミネコの鳴き声が響きわたる。都会の喧騒を忘れさせる優雅なひと時に、小田井は「これは落ち着く」とひと際満足げな笑みを浮かべた。
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