そして平穏は戻り、美世は悪夢を見ることもうなされることもなくなった。清霞と食事をとり、たわいもない会話ができる幸せな日々が続く。そうしている間に日々は過ぎ、葉月との特訓の成果を試す社交パーティーの日を迎えた美世。
ドレスアップした美世は、改めて清霞から「こんな面倒な男と結婚してもらえるだろうか?」と問われる。「旦那様こそ、後悔しませんか?」と美世が聞くと、「するはずがない。私がお前を選んだのだから」と清霞。美世は「不束者ですがよろしくお願いします」と清霞の腕に手を添え、会場へと向かう階段を登っていった。
紆余曲折ありながらも、ハッピーエンドを迎えた本作。一方で、最終話ではオクツキを暴いたのが帝(CV:菅生隆之)であることが判明した。帝は夢見の力を排除しようとしている模様。彼の次男である堯人(CV:石田彰)が「オクツキを暴き、多くの民の命を危険に晒した。その罪はいつか必ず償ってもらおう」と語るなど、まだ根本的な問題は解決していないようだ。
帝の狙いとは何か。また、婚約の状態である美世と清霞は無事に結婚できるのか。最終話の放送後には第2期の制作の決定も発表され、SNSでは「美世という一人の女性の成長と幸せへの歩みを見届けられた良い最終回でした」「美世強かった!今回は清霞がヒロイン」「2人の幸せをずっと祈ってます」「帝まだ生きてんの?」「今から2期が楽しみ!」「最終回寂しいけど、2期ありがとうございます!」といった声が集まった。
■文/苫とり子
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