コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ふとした日常の出来事を切り取った「身バレの心配もない!」をピックアップ。漫画家・イラストレーターとして活躍するさてよさんが本作を投稿すると、様々な人からの共感を得た「あるある」に2.8万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではさてよさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
かわいい人形を共有しようとしたものの…
ある日主人公は、「可愛い人形をもらったから写真に撮ってポストしよう」とウキウキ。人形を片手にスマホを取り出して撮影したのだが、画面を確認すると「私の手が可愛くない!」ということに気づいてしまう。
楽しい気持ちが散っていくなか、「顔補正みたいに手も補正してくれる機能があったらいいのに…」と夢想する主人公。「今日はスラっとした指でオーバルの爪!」など、自由に手や爪を補正してくれる“手補正”がある世界を思い描くのだった。
なにかの頂き物を写真に撮ってSNSにアップする際、どうしても映り込んでしまうのが自分の手。そういった悩みを持っている方々は多いようで、「男でもわかる「自分の手が可愛くないから補正してほしい」「手がきれいな人が羨ましい」など、様々なコメントが集まっている。
人形は結局アップされず…
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
漫画しかポストしていないのでたまには他の写真も載せようかと思ったのですが
いざ写真を撮ってみると改めて自分の手がかわいくないなぁと思ったことがきっかけです。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
二コマ目の私の手です。こんな感じです。
――今回は手がテーマでしたが、ほかに「ここの自動補正機能があったらな」というポイントはありますか。
私は普段メガネをかけていることが多いのですが、メガネを自動で消す機能があったらいいなと思います。
――この人形は、結局SNSなどへアップされたのでしょうか。
いえ、アップしていません。テレビの前に飾ってあります。
――今後の展望や目標をお教えください。
引き続きエッセイ漫画を載せていきたいです。創作漫画も描いていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
あるあるネタや悲しいネタを今後も描いていきますので笑ってもらえたら嬉しいです!