市村正親コメント
白石監督の映画をいろいろ見ていて、白石監督がどういう監督さんか知るためにも映画に参加させていただきました。とてもいい人で、非常に気が合うので本当に楽しかったです。今後、市村が演じる役が必要だなと思ったらどんどんお声をかけてくださいね(笑)。
草なぎくんはドラマで一緒になったこともあるけれど、映画では二度目の共演です。「ホテルビーナス」のときは全編韓国語でしたが、今回は日本語だったので楽だったね(笑)。
草なぎくんの芝居を間近に見ながら、芝居をし、作品に参加できたのは楽しかったし、光栄でうれしかったです。完成を心より楽しみにしております。
斎藤工コメント
混沌とした現代と、厳しくも儚い本作の世界を生きる人々とが、どこか力強く入り混じる瞬間が幾度もありました。
そして、現場でお会いした剛さんは、草なぎ剛では無く、柳田格之進そのもので、静かに鳥肌が立ちました。
「碁盤斬り」は、白石和彌監督ならではの、エグみと深みを含んだ美しい時代劇になっていると思います。
同時に、草なぎ剛さんの新たな表題作に参加できたことを、心から光栄に思います。
小泉今日子コメント
美しくて、優しい、そして迫力のある世界。既視感のない時代劇になっていると思います。私も完成が楽しみでなりません。
芸歴は長いのに京都の撮影所が初体験の私でした。ようやく映画俳優に仲間入りできたような気分です。
國村隼コメント
私はこの映画に関わる以前は全く知らなかった囲碁の世界でした。撮影が進むうち、最も興味をそそのかさられていったのが「碁敵(ごがたき)」という言葉。
一つの盤面上に展開する実人生をもかけた勝負の世界。その囲碁の世界で得るものは、友情ともまたライバルとも違う、人生に於いて特別な人と出会ってしまうこと。
この映画「碁盤斬り」は正にそのことを描いています。そして、私は草なぎ剛さんと出会った、ということですね。