リーダーシップを発揮したトモヤ
そして、最後はトモヤをリーダーにした、ケン、セイタ、リオの「モチトッキ」チーム。餅が好きでゴリラに似ていることから「餅ゴリ」とファンから呼ばれているJ.Y. Parkに対し、自分たちは餅好きなかわいいウサギ(韓国語で「トッキ」)なのだという意味のようだ。紹介を聞いたJ.Y. Parkは、「格好良い見た目とのギャップがすごいね」と笑った。
彼らの課題曲は、RAINとJ.Y. Parkのコラボソング「Switch to me(duet with JYP)」。5曲中唯一、歌詞が韓国語で、韓国語が全く分からないリオは大苦戦。そんな彼に、トモヤは歌詞に印を付けてアクセントの場所を教えたり、ホテルに戻っても彼を心配して電話をかけたり…と気遣い、リオは心から感謝した。
トモヤは、ボーカルのリズムがうまく取れないケンに対しても、自ら歌ってみせたり、褒め上手を発揮して根気良く練習に付き合ったりと、リーダーの素質を開花させていった。
J.Y. Park大絶賛の「モチトッキ」チーム
パフォーマンスの前に円陣を組んで、「I can We can ソケン!」と、ケンのキャッチフレーズを皆で叫び、気合いを入れる4人。パフォーマンスが始まると、歌い出しのトモヤの歌声にすでに心を鷲掴みされた様子のJ.Y. Park。そして、バウンスとジャンプが多くて練習ではなかなかそろわなかったダンスもバッチリ合って、J.Y. Parkの口が「おぉー」と動き、「やるなぁ」というような表情に。
思わず「フゥー」と声が出てノリノリになるJ.Y. Park。そして、終わるや否や破願して大きな拍手を贈り、「メンバー1人1人がうまくやりながらも、チームの統一性もなくさない、素晴らしいパフォーマンス」と大絶賛した。
ケンが起こした「奇跡」
チームとしても期待以上だったが、特に光ったのはケンの成長。「動きやメロディーの奥にあるフィーリングまで自分の物にしていた」と驚きを持って称賛した。彼は、ケンのスター性を大きく評価していたが、実力と経験が足りない点が残念でたまらなかったのだ。このパフォーマンスが始まる前も、ケンが奇跡を起こすことを願っていた。
そして、「メンバーたちのケンに対する思いやりに、ケンの実力が重なって、奇跡が起きた」と言うJ.Y. Park。「絶対何かやってくれると思った」と、笑いながらケンを呼び、ダンスとボーカル、2つのキューブを与えた。彼の韓国行き合宿進出の可能性が一気に上がった。
ボーカルキューブのみだったセイタも「今日のダンスはスターのようだった」と2つのキューブを一気に獲得した。
そして、ボーカル、ダンス、フィーリング、全てが今日の参加者の中で最高な上に、リーダーシップも評価されたトモヤ。ステージを降りた後、感謝するメンバーたちに、「頑張ってくれてありがとう」と逆に感謝をして、自分のせいでチームが低評価だったら…と、内心すごく心配だったことを打ち明け、涙を見せた。
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