水戸ご当地アイドル(仮)・ゆりりん、「愛踊祭」敗退で「自分を見詰め直すキッカケに」

2017/07/27 05:00 配信

アイドル インタビュー

水戸ご当地アイドル(仮)が「愛踊祭2017 関東Bエリア代表決定戦」に出場。惜しくも敗れた3人に、イベントを振り返ってもらった

水戸ご当地アイドル(仮)が7月25日、茨城・つくば市のイーアスつくばで行われた「愛踊祭2017 関東Bエリア代表決定戦」に出場。

'15年以来となる決勝大会出場を懸けて、テーマパークガール、KOTO、des ailes89(ディゼル)、松山あおい、渡良瀬橋43との戦いに挑んだ。

'16年末からメンバー4人が卒業・脱退したため、現在は3人で活動している水戸ご当地アイドル(仮)。新曲「魁」で勝負に出たものの、今回も決勝大会の出場権獲得は叶わず。2年連続で、「エリア代表決定戦」で涙をのむことになった。

戦いを終えた水戸ご当地アイドル(仮)のメンバー・ゆりりん、あやや、うめの3人を直撃。今回のイベントを振り返りつつ、今後について語ってもらった。

うめ「ファンの方がいるから、ここまで来られました」


――残念な結果になってしまいましたが、今の心境をお聞かせいただけますか?

ゆりりん:私自身は3回目の「愛踊祭」で、1回目にエリア代表に選ばれて、2回目はエリア代表決定戦で3位っていう結果だったので、今年は2位になろうとか…もちろんエリア代表になりたいんですけど、去年の順位を超えようというのを目標にしてたんですけど…。

やっぱりメンバーが変わって、いろいろ苦労する事もある中、私たちなりに結構、努力をしてきたつもりだったんですけど、それが叶わなかったっていうことは、やっぱり努力不足だったのかなっていうのも感じました。

でも、成長した部分があるよって言ってくださった審査員の方もいらっしゃって、その良い部分はどんどん伸ばしていって、悪い部分はもっと改善していけたらいいなって。自分を見詰め直すキッカケになりました。

あやや:私は、初めて「愛踊祭」に参加させていただきました。学生をやりながらアイドルもやってっていう、大変な状況ではあったんですけど、今までやってきて、こういうステージにも立てて、そしてこのメンバーですごい楽しく、素敵なライブができたのかなって思っています。

審査員の方からは「こうした方がいいよ」っていうアドバイスを頂いたんですが、自分も気にしている部分だったので、改めて直さないといけないんだなって。逆に、褒めていただいた点もあって、そこはもっと頑張ろうって思いました。

今までは先輩方がいて、引っ張ってきてもらっていて、自分たちは甘えていた部分があったんですけど、その先輩たちが卒業して、今は私たち3人しかいない状況で「どうすればいいんだろう?」っていうところから始まり、「フラットな関係でいこう」っていうことで、意見を言い合ったり、動画を撮って動きの1つ1つを微調整したり、前よりミーティングをする機会が増えました。

メンバー同士で接する機会が増えて、話し合いながらここまで来られて、その結果は3位以内にも入れなくて、特別賞も頂けなかったんですけど、それでもここまで来られたのはすごいいい事だと思うし、選ばれなかったとしても、みんなの心に残るライブができたのかなって思います。

うめ:人数が減って、ファンが減っちゃうんじゃないかなっていう不安とか、3人じゃパワーが足りないんじゃないのかなとか、いろんな不安がある状態で臨んだんですけど、ファンの方はどこまでもついてきてくれて…。

茨城とはいえ何時間と掛かる距離がある中、お仕事があるのに休んでまで来てくれて、悔しいかもしれないけど「悔しい」っていう言葉を言ってしまったら、ファンの方に失礼だと思うので。

ファンの方がいるからここまで来られたし、決勝大会への切符は貰えなかったけど、私たちにはファンの方がついているんだっていうことを改めて感じられました。ファンを大切にっていう気持ちを自分たちも確認できたので、優勝はできなかったけど、そういう点では3人で臨んで良かったのかなって思いました。