2022年秋に放送され、大きな反響を呼んだBS松竹東急オリジナルドラマ「商店街のピアニスト」。その続編「商店街のピアニスト 永遠の調べ」(全12話/各話30分)の第1話が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて10月7日(土)夜11:00から放送される。本作は街角に置かれたストリートピアノを通じて、人生模様と心の交流を描いたヒューマンドラマだ。
本作のプロデューサー・小池裕二は、ストリートピアノを聴く人々の笑顔を見て、ピアノが持つ“音楽の力”を再認識し、第二章を企画したという。そして前作から3年経った続編は、新たなキャストで物語を構成している。
主演を務めるのは名バイプレイヤーである田口浩正。最愛の妻に先立たれ悲しみに暮れるフレンチシェフ・水崎恵太を演じる。また、元ピアノ講師で恵太の妻である水崎花織役は、「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)でもお馴染みの実力派女優・藤田朋子が務める。
そのほか、「らんまん」(NHK)に出演した注目の俳優・井上想良が謎多きピアニスト・今西浩平役を、TikTokのフォロワー数1000万人を誇る景井ひなが恵太の店のパティシエ見習い・片岡美歩役を演じる。
シェフ・恵太は、商店街の一角にフレンチレストランをオープンする。フレンチ料理だけでなく、妻・花織のピアノ生演奏も楽しめるレストランだ。夫婦二人三脚でアットホームなレストランを目指していこうとする恵太だったが、その矢先、花織に先立たれてしまう。
1人残され悲しみに暮れる恵太。そんなある日、「ストリートピアノを弾かせてほしい」と謎の青年・浩平が現れる。そして花織がよく弾いていたショパンのノクターンを弾き出した浩平。実は彼も、恵太と同様に心に深い悲しみを負っていたのだった――。
ストリートピアノを通じて、人々の人間模様や心の交流が描かれる本作。ハートウォーミングなストーリーはもちろん、ショパンの「ノクターン」をはじめベートーヴェンの「田園」など、クラシックの名曲が毎回紹介されるシーンも見どころの1つとなっている。
小池プロデューサーは、本作について「物語は、妻を亡くし、夢を失った田口浩正が演じる主人公がストリートピアノを通し、生きる力と希望を取り戻していく姿を描き出す。クラシックの名曲を数多く使用し、作曲者や曲名などの解説を入れることで、クラシックに親しみを覚えていただけるような内容になっています」とコメントを残している。
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