役柄と同じく14歳差の石川と齋藤。お互いの第一印象と、撮影が進んで印象が変わったところを尋ねられると、石川は「最初は、凪沙くんぴったりだな、かわいらしい16歳だなと感じたんですけど、撮影を日々過ごすことで潤くん自身もどんどん頼もしくなっているのを個人的に感じて」とコメント。
続けて「お芝居に対して本当に真っ直ぐで、凪沙のことを常に考えている潤くんを目の前にしていると、私も真っ直ぐ向き合わないといけないなという気持ちにさせられていました。でも16歳らしいかわいらしい少年の部分もあったり。最初よりも魅力あふれる俳優さんだと思っています」と話した。
対する齋藤が「顔合わせの時に初めてお会いしたんですけど、第一印象は『お綺麗な方だな』と思いました」と言うと、石川は照れ笑い。
「一緒にお芝居させていただいて、お仕事に対して、役に対してすごい責任感の強い方なんだなと伺いますし、一切の妥協なく、ワンシーンワンシーンを丁寧に作り上げて積み重ねている方なんだなと思いました」と互いを褒め合っていた。
しかし、現場での印象的なエピソードを明かす場面になると、齋藤は挙手して「藍さんが寝ているところに凪沙が帰ってきて、寝ている藍を見ているというシーンで、段取りから撮影終わりまで30分くらいあったんですけど、ずっと体制を変えずに寝ていて(笑)。途中、メイクさんが髪とかを直しに来てもずっと寝たまま、そのワンシーンを撮り終えました」と暴露。
石川は、「言い訳をさせていただくと、結構ハードな、ね?」と同意を求めつつ「本当に記憶がなくて、目を開けたら終わっていて。衝撃でした。自分の記憶のないシーンがひとつ組み込まれていることが恐怖で…」と赤面しながら説明していた。