野田クリスタル(マヂカルラブリー)とゆりやんレトリィバァが、10月10日に都内で開催された「Meta Quest3」発売記念イベントに登場。「Meta Quest3」を実際に使ってみた感想や、今後の期待などを語った。
「Meta Quest3」はVRだけでなく、現実の物理世界にバーチャル要素を融合させるという複合現実(MR)を可能にするMRヘッドセット。日本時間の10月10日に発売開始された。
野田「ゲーム業界とズブズブなんです」
お笑いだけでなくゲームクリエーターとしても活躍する野田は、Meta Quest2も使ったことがあるそうで「僕自身、“野田ゲー”というものを作っていまして、ゲーム業界とズブズブなんです。『野田ゲーVR』というものも他の開発者さんが作ってくれて、実際にそれでプレイしたんですけど、もうすごかったですね。やりたい放題!『2』でもすごかったので、どういう進化があるんだろうと楽しみですね」と、進化の度合に興味津々。
発表会前には実際に「3」を触ってみたようで「びっくらこきました。これができるようになるんだったら、何かすごい時代になりそうだなと。ゲーム業界の新時代がきそうです」と、感触を明かした。
一方、ゆりやんは今回のイベントで初体験だったようで「(MRヘッドセットは)着けている感覚も軽くて、着けているのを忘れてこの世界(MR)に自分が本当に今いるかのような不思議な体験。父親が71歳なんですけど、テープレコーダーが出来たときに、『もうこれ以上技術は進化しないだろう』って思っていたらしいんですけど、ビックリするだろうなと思います」と話すと、野田がすかさず「(ゆりやん父の)見積もりが甘いなあ…投資とかしないほうがいいだろね」とツッコミを入れていた。
MRを使った新たなゲームの構想も
また、“ゲーム業界の新時代”に向けて作ってみたいゲームを聞かれると、野田は「野田ゲーっぽくはないんですけど、いつか絶対に出てくるだろうなと思ったのは『ペット』。ペットがいたらうれしいですよね。飼えないおうちがたくさんあるので。VRを着けたらそこに猫がいて、ずっと眺めているだけでもいいんですよ。毛も落ちないし、どこでも飼えるし」と言うと、ゆりやんも「確かに我々は一人暮らしで家をあけることが多いですからね」と共感。
続けて野田は「実際には飼えない動物とかもいいですよね。ゾウとかを飼ってもいいわけですもんね。まあ、家の中で本来やっちゃいけないことは全部やっていいと思っていいですよね。たき火もできるだろうし、花火もできるだろうし」と夢は広がるばかりのよう。
そして実際にステージ上で2人はMRヘッドセットを装着して、それぞれゲームをプレイすることに。野田は「フィット感が気持ちいい!うわー!後ろにもいる!現実どうだったっけ…?楽しい!」などと興奮し、ヘッドセットを取ってからも「新しい時代がきましたね。あれ?これは現実っすよね?」と“MR”のリアルさに放心状態。ゆりやんも得意のダンスを披露し、「めっちゃリアルなんですよ!不思議な、最高の、“メタメタ”楽しい!」と、“Meta”にかけて絶賛していた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)