映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」完全吹き替え版製作発表会見が10月11日、都内で行われた。会見ではウィリー・ウォンカをDa-iCEの花村想太が、ヌードルをセントチヒロ・チッチが、警察署長を長田庄平(チョコレートプラネット)が、神父を松尾駿(チョコレートプラネット)が、スラグワースを岸祐二が、フィクルグルーバーを武内駿輔が、ミセス・スクラビットを松本梨香が演じることが発表された。
ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が明かされる
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、世界中をとりこにしたファンタジー「チャーリーとチョコレート工場」で有名な工場長、ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が明かされる歌と魔法と感動のファンタジー超大作。
完全吹き替え版は、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結し、せりふも歌も完全に日本語で吹き替えをしている豪華な日本語吹き替え版作品。今作ではせりふだけではなく全13曲に及ぶ楽曲もすべてキャストが吹き替えを担当する。
セントチヒロ・チッチ、ボイステストは「ルンルンで行った」
チッチは本作で声優初挑戦。冒頭のあいさつでチッチは「今回私はヌードルという女の子の声を演じさせていただくのですが、ウォンカの相棒として精いっぱい支えられるよう、私らしく演じさせていただけたらなと思っています。がんばります!」と意気込みを語った。
ボイステストに関しては「緊張していたんですけど、すごくうれしかったのでルンルンで行ったんですよ(笑)。結構楽しいままボイステストをやらせていただいて」と振り返り、「ヌードルっていう女の子の人生を想像しながら声を吹き込んでいくのがすごく楽しくて。終わった後、帰り道で『落ちたらどうしよう』という不安が押し寄せてきて、受かったと言われるまでずっとドキドキしていました」と告白。現在はとてもうれしい気持ちだと笑顔を見せた。
セントチヒロ・チッチ、声優仕事に喜び「すごく幸せ」
今後の収録への思いを聞かれたチッチは「小さなときから何かになりきって声に出して絵本を読んでみたりするのが大好きだったので、声のお仕事をさせていただくことはすごく幸せです」としみじみ。
「BiSHでみんなと活動してきて、その中で培った歌の、心をつかんで何かを伝える気持ちとか、得たものをこの作品で生かせたらいいなと思います。精いっぱいやらせていただけたら」と思いを言葉にした。
◆取材・文=山田果奈映
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
発売日: 2023/12/06