大人気俳優パク・ボゴムが描いてきた輝かしい軌跡 兵役を終えた“国民の彼氏”が歩むこれから

2023/10/25 12:00 配信

ドラマ コラム

大人気俳優パク・ボゴムが描いてきた輝かしい軌跡(C)CJ ENM Co., Ltd, all rights reserved

2022年に除隊し、ますます活躍を見せる韓国の俳優パク・ボゴム。代表作「雲が描いた月明り」や「ボーイフレンド」で不動の地位を確立したボゴムだが、 それ以前の作品からきらめくように、繊細な演技が光っていた。いまや“国民の彼氏”とも呼ばれるパク・ボゴムがこれまでに描いてきた、輝かしい軌跡の数々を辿る。

パク・ボゴムのデビューを振り返る


韓国で「国民の彼氏」と呼ばれるほどの人気を誇るパク・ボゴム。さまざまなドラマや映画で見せる演技力が話題だが、歌手として音楽活動にも力を入れている彼のデビュー当時を振り返る。

パク・ボゴムがデビューしたきっかけは、高校生のときにインターネット上に投稿した自身のピアノの弾き語り動画。投稿した動画がにわかに注目を集め、芸能事務所にスカウトされたというシンデレラストーリーの主人公だ。

2011年に映画「ブラインド」で俳優デビューを果たしたパク・ボゴムは、2013年に出演したドラマ「ワンダフル・ラブ〜恋の改造計画〜」にてさらなる注目を浴びる。整った容姿のなかにある幼さや可愛らしさが、幅広い世代の女性を魅了したのだ。その後も数々の作品に出演し、音楽番組「MUSIC BANK」でMCを務めるなど活躍の場も広がっていく。

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ブレイクのきっかけとなった「恋のスケッチ~応答せよ1988~」


そんなパク・ボゴムがブレイクするきっかけとなった作品を振り返るにあたり、2015年に出演したドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」は外せないタイトル。韓国で若手俳優の登竜門として話題の「応答せよ」シリーズ第3弾である同ドラマは、ソウルオリンピック開催年1988年を舞台にした作品で、ソウルの横町に住む5つの家族と5人の幼なじみの日常や恋模様を描いている。

パク・ボゴムが出演した「恋のスケッチ」は韓国で放送開始後、放送回を追うごとに人気が上昇。2006年に開局した有料放送局tvNとしては、開局以来の最高視聴率約19%を最終回に記録した。またお隣中国でも大きなブームとなり、オンラインサイトでの再生回数が2億回を超える人気作品に。もちろん日本においても、2017年に全3巻のDVDセットが発売されると同時にレンタルも開始。同年2017年6月からは日本でも各局で放送が開始された。

同作は「恋のスケッチ~応答せよ1988~」は第52回百想芸術大賞ほかアジアの主要アワードで総計22冠に輝き、韓国だけでなくアジア各国で一世風靡を巻き起こした作品である。ドラマで天才囲碁棋士のテクを演じたパク・ボゴムはまだブレイク前だったが、チャーミングな笑顔や可愛いルックスに目が惹きつけられる一方で、一途な恋心をストレートにぶつける大胆な演技とのギャップがファンを魅了した。

同作とほぼ同時期に「MUSIC BANK」のMCに抜擢されたこともあり、知名度が飛躍的に拡大。一気にブレイクを果たす。

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