西川貴教、イナズマロック フェスで会場を縦横無尽に駆け回り「“4人いる説”と“宇宙人説”が囁かれていました」
西川貴教、息を切らせながらフレームイン「“4人いる説”と“宇宙人説”が囁かれていました」
シンガーソングライターとあわせて17LIVEのライバーとしての顔も持つのが、すぎせのだ。「ライブと配信での演奏に違いはあるか」と聞かれると、「配信はリスナーの方々とコミュニケーションを取りながら進めるプライベートな要素が強くて、ライブは雰囲気作りを重視するので全然違いますね」と答えたほか、配信機能を利用してリスナーにコード進行や歌詞のアドバイスをもらっていることを語るなど、ライバーらしいトークを披露。インタビュー後には、この日の「バックステージ特別配信」では初となる生歌を披露し、MCとリスナーの心を鷲掴んでいた。
17時頃、ついに主催者・西川貴教が3日連続で登場。息を切らせながらフレームインしてきた理由は、“雷神ステージ”で発生した鬼越トマホークの喧嘩を飛び入りで仲裁し、「お前のライブを観に来てるやつなんて1人もいねぇ!」と暴言を吐かれた後、このバックステージに急行したため。このように、3日間にわたって会場を縦横無尽に駆け回っていることから、「2日目夜の時点で、“4人いる説”と“宇宙人説”が囁かれていました」と西川。そして、配信中にMC3人との記念写真を撮影すると、「この後に出るアーティストを観に行かなきゃいけないんで!」と駆け足で現場を後にし、わずか7分のインタビューながらMC陣も「(去った後も)まだ熱量が残っている」とパワフルさと多忙ぶりに驚くインタビューとなった。
同フェス初出演だった6人組アイドルグループの神使轟く、激情の如く。は、「あっという間の一瞬で、ラストの雨がぴったりな曲の時だけ少し振ってくれて、まるで演出のようでした」と全員が満足気な様子。しかし、西川との挨拶時に派手なステージ衣装ではなくインパクトに欠ける私服で行ったことに後悔の念を抱き、他アーティストへの挨拶はステージ衣装で行くことを誓っていた。
「リハーサル時には客入りを心配していたけど、本番ではどんどん人が観に来てくださって、それが嬉しくて全力を出し切ったら声が枯れました」と嬉しそうに話すのは、シンガーソングライターの友希だ。Novelbrightのベーシスト圭吾とは、隣県・岐阜の高校の同級生かつ一緒にスタジオ練習もした仲で、卒業式ぶりに顔を合わせ、「一緒にバンドを結成する世界線があったかもしれない」という、ドラマチックなエピソードを語ってくれた。
3日間にわたって行われた「バックステージ特別配信」のトリは、5人組アイドルグループのフィロソフィーのダンスが務めた。念願だった初出演の感想を聞かれると、「老若男女問わず、楽しみに観に来てくださっている気持ちが伝わってきて、それに負けないように『私たちがさらに踊らせるぞ!』と気合が入って楽しめました」とリーダーの奥津マリリ。だが、到着時間とタイムスケジュールの関係でフェス自体は堪能し切れなかったそうで、メンバー全員で来年以降の出演へ猛アピールした。
全てのインタビューを終え、高倉が「皆様と親近感が沸いたような時間でしたね」と回想したように、多くのアーティストがリラックスした表情で受け応えていた姿が印象に残った今回の配信。また、MC陣の巧みな話術で、普段はなかなか聞くことができない裏話やプライベートトークも数多く引き出され、「バックステージ特別配信」史に残るような1日となったのではないだろうか。
※「宮崎菜々」の「崎」は、正しくは「たつさき」
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