女優でモデルの藤原紀香が10月26日、都内で開催された「JUN ASHIDA/TAE ASHIDA 60TH ANNIVERSARY SPRING SUMMER COLLECTION 2024」にゲストとして出席。イベント後は囲み取材に応じ「ジュンアシダ」創業者の芦田淳氏との思い出を語った。
デザイナーの芦田淳氏が、1963年に創業した「ジュンアシダ」。2018年には娘でデザイナーの芦田多恵氏がクリエイティブディレクターに就任し、ブランドの伝統はそのままに、時代を映し出すモダンなコレクションを発表し続けている。同ファッションショーは創業60周年を記念し、初めて「ジュンアシダ」と「タエアシダ」の合同で開催された。
ファッションショーを見た感想について藤原は「本当に感激しました。ジュンアシダという歴史あるメゾンの集大成を見させていただいたという気持ちで。『淳先生が絶対にここにいらした』と思うような高揚感がありました」と涙を浮かべながら話した。
続けて「淳先生のことを思い出しながら見させていただきました。エレガンスを大切にする方で『女性はいつもきれいでいてね。メイクはちゃんとするんだよ』といろいろなことを教えていただきましたね」と回顧した。
また、同ファッションショーでは、ミュージシャンの小室哲哉と、ファッションアイコン・DJの大平修蔵によるライブ演奏を実施。
DJを務めた大平も囲み取材に応じ、ファッションショーの感想を求められると「小室哲哉さんとコラボということで、タエアシダさんのパワーもあって、60周年というスペシャルなことがたくさん起きました。『人生でこんなに奇跡が起きていいのか』という瞬間だったんですけど、いい意味で心は落ち着いていて、とても楽しいファッションショーになりました。今日は忘れられない一日です」としみじみ。
自身のDJパフォーマンスについては「緊張していなかった分、あまり実感がなかったです。緊張していた方が実感が湧くんですけどね。前に小室さんがいて、そばに多恵さんがいるという感じだったので、ワクワクしていました」と振り返った。
これまで小室とはどのような会話をしたかという質問には「何度がお食事に行って音楽の話をしたり、時にはサッカーの話しで盛り上がったりもしましたね」と答えていた。
イベントには、小室、芦田多恵氏、秋吉久美子、高島礼子、神田うの、柚希礼音、前田典子、牧野紗弥、福士リナ、冨永愛、江原美希、稲垣貴子、パンツェッタ・ジローラモも登場した。
◆取材・文=大野代樹