オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、独占配信中のHuluオリジナル「神の雫/Drops of God」。第5話では“第2のテスト”の内容が明かされ、カミーユ(フルール・ジェフリエ)が準備を進める中、一青(山下智久)は父親の失踪を知ることになる。本記事では、第5話の内容を考察と共に振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
「神の雫/Drops of God」とは
本作は、山下智久の海外ドラマ初主演作となる国際連続ドラマ。全世界でシリーズ累計1500万部を売り上げた漫画「神の雫」(作:亜樹直、画:オキモト・シュウ)が原作となっているが、本作では原作漫画の中心を担う男性キャラクター“神咲雫”をフランス人女性・カミーユに置き換え、聡明なワイン評論家・遠峰一青を“新たな主人公”に設定している。
そして彼らを軸に展開するストーリーは、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を壮大かつ細やかに描出し、“ワインに運命を翻弄される男女”が莫大な遺産を懸けて対決を繰り広げる――。
主人公のワインに人生を懸けた男・遠峰一青役を山下が、神の舌を持つカミーユ役をフルール・ジェフリエが担当。そのほか、世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェ役をスタンレー・ヴェベールが、一青の母親の遠峰仄香役を渡辺真起子が、父親の遠峰博和役を二階堂智が、一青に自らの内面と向き合うきっかけを与える敏腕ジャーナリスト・片瀬百合香役を岡本あずさが演じる。
第2のテスト内容が明かされ、準備に奔走するカミーユ
カミーユと一青に課された“第2のテスト”のお題は「絵画」、ヒントは“絆”だった。皿のようなものに果物が乗ったお題の絵画を見て、2週間後これに合うワインを述べるというものだ。
カミーユはさっそくルカ(ディエゴ・リボン)たちにお題の内容をフィードバックすると、お題の絵画はフェーデ・ガリツィアの静物画「桃とマルメロとジャスミン」で、17世紀のバロック期にミラノ出身の画家が描いたものであるということが分かった。そこでルカは、17世紀から作られているミラノ・ロンバルディア州の品種で、桃とジャスミンとマルメロのうち2つ以上香るワインを探すようチームに指示した。
テストに向けた調査が進む中、ルカはカミーユに、レジェ・ガイドの編集者、ジャックを紹介する。ルカはカミーユにレジェ・ガイドを継いでほしいと頼み、ジャックもまたカミーユの正直な感想をガイドに載せてほしいと懇願。カミーユにアレクサンドルが発行したレジェ・ガイドを手渡す。
カミーユはその後トマにレジェ・ガイドを継ぐ話をするも、トマは「あれを継ぐには責任を伴う」「覚悟はあるのか」と、カミーユの経験の浅さを指摘。トマに喜んで欲しかったカミーユは「ガイドを継がせるのは父の望みだ」と反論するも、次第に言い合いになってしまう。
そして勢いに任せたカミーユは「信じないなら帰って」と言い放つと、トマはカミーユに挨拶もせずに帰国してしまうのだった――。
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