石川恋、デビュー10周年で連続ドラマ初主演。30代は「表現を通して恩返しすることにフォーカスを当てていきたい」＜猫カレ -少年を飼う-＞

“奇妙な同居生活”には緊張…「私が思い描いていた16歳とは全然違っていました」

――共演の齋藤さんの印象はいかがでしたか？

私は芸能活動とは全く無縁の高校生だったので、休み時間どころか授業中にすぐにふざけ始める男子しか知らないし、16歳と聞いた時には子供っぽい部分もあるのかなと想像していたのですが、実際の齋藤さんはすごく落ち着いていて。

12歳の時にある作品を見て「お芝居をやってみたい」と自分から思ったらしく、そうやって意思を持ってお仕事の世界に飛び込んでいくしっかりした部分や、14個離れているのに頼もしいと感じる部分があり、私が思い描いていた16歳とは全然違っていました。

――普段からひと回り以上離れている子とは関わりが…？

全くないですね。まず、16歳と14個も離れているのだと、数字にした時にすごく驚きました。私もまだ高校生のような気持ちなので、もう14年も経っているんだっていう(笑)。

16歳の子とこれだけ長い時間一緒に過ごすことが今までなかったので緊張しました。ですが逆に、役柄の距離感もあるので、変に慣れていなくてよかったのかなと。