――ロケ地は、マレーシア。これはご自身の希望ですか?
最初はお母さんからの提案です。写真集が決まってから、お母さんがどこで撮影するのがいいか、いろんな国を調べてくれて「マレーシアがいいんじゃない?」って。お母さん、マレーシアの記事をスクショして、それをプリントして資料を作ってくれたりもしたんです。その資料を見ているうちに、私もマレーシアがいいなーと思うようになって。
――マレーシアでは、クアラルンプール、マラッカ、ケタム島の3カ所で撮影しました。
マレーシアは初めてだったんですけど、暑いのに過ごしやすかったです。クアラルンプールは、本当に都会でした。マラッカは世界遺産の街なんですけど、ホテルでの撮影が多かったです。ケタム島は日本じゃないのに日本に帰ってきた感じ、おばあちゃんちに行った感じで、一番落ち着きました。やっぱり私は背伸びしないで、ケタム島みたいなところが合っているなと思います。
――都会の女には、まだなれない?
まだなれないじゃないです。一生なれないかも(笑)。
――それぞれのロケ地でのお気に入りのカットを教えてください。
クアラルンプールは、KLタワーです。お母さんが作った資料にもあった観光スポットで、お母さんは「夜景がきれいな場所だから、大人っぽい黒いドレスで撮影したらいいんじゃない?」って提案もしてくれて。それが実現したカットなんですけど、20代になったから見せられる、ちょい大人な中山だと思います。
マラッカは、お風呂のカットですね。写真集が出せることになって最初にお願いしたのが、“湯船に浸かりたい”だったんですよ。理由は、参考にした写真集にそういう写真があったからなんですけど(笑)。
――湯加減はいかがでしたか?
適温でした(笑)。で、ケタム島は(写真集のデータを見ながら)部屋のドアの前で撮った、この2枚です!
――デニムのショートパンツ姿でベージュ色のドアの前に立つ、笑顔とアンニュイな表情のコントラストが魅力の2枚ですね。
そうです。これ、左の写真で上着の裾が風で舞い上がって、おなかが見えているじゃないですか。
――確かに、腹チラしていますね。
このおなかが、腹筋が割れているように見えてお気に入りなんです!ほんのちょっと、なんですけどね。
――目の付けどころが、中山莉子ならではです(笑)。
あと、ケタム島では島の名物の揚げアイスもおいしかったです!これもお母さんが調べてくれたんですけど、絶対に食べたいと思ってました。おいしくて2個食べちゃった。
――揚げアイスの出来上がりを待ってるときの表情が、絶妙でいいですね。何を考えてこういう絶妙な表情になっているんですか?
楽しみなはずなのに「油が汚いな〜」とか思っているのかな(笑)。
――あらためて、目標だった2nd写真集はどんな作品になったと感じていますか?
22歳のありのままの私、幼さもまだ残っているけど、大人っぽさもある中山莉子が写っている作品になったと思います。今まで見せてこなかった、写真集だから見せている私もたくさんあると思うので、たくさんの人に楽しんでほしいです!
――ファンの人たちにも喜んでもらえそうですか?
喜んでもらえそうというか、喜んでもらいます(笑)。
――2nd写真集という目標が実現したことで、新たな目標や夢は生まれてきていますか?
私は写真を撮るのも好きなので、エビ中のメンバーの写真を撮って、いつか写真展を開催してみたいです。グループとしては、今の10人でさいたまスーパーアリーナのステージに立つことを目標に掲げているので、引き続きその目標に向けて全員で頑張っていこうと思っています。個人的には、コメディー系のお芝居にもっと挑戦してみたいです。
――気が早いですが、3rd写真集は?
もし出せるなら、あと5年後ぐらいに(笑)。でも、まずは今回の2nd写真集をしっかり見てほしいです!
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