雪の降る季節、湯来温泉に行きたい/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「上京した僕が考える“ちょうどいい!広島”の魅力」from 仲川蓮】
「2次元と3次元を行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー4人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
もうすぐ12月ですね。秋も終わり、だいぶ寒くなってきました。寒くなると行きたくなるのが、温泉です。僕は小さい頃からお風呂が好きで、よく銭湯に連れて行ってもらってました。最近はサウナや岩盤浴にハマっていて、休日によく行っています。
温泉といえば、どこの温泉を思い浮かべますか?草津、別府、道後、下呂など日本には有名な温泉が多くあります。さて、そんな中で広島にも温泉はあるのでしょうか。これがあるんです。ということで、今回は広島にある温泉について話していこうと思います。
湯来温泉。広島にある温泉の名前です。"湯来"、読めますか?"ゆき"です。湯来温泉があるのが、広島市佐伯区湯来町です。この湯来町には、「広島の奥座敷」と呼ばれる閑静な温泉地「湯来温泉」と、江戸時代に藩主であった浅野公の湯治場として栄えた「湯の山温泉」という二つの温泉地があります。これらを合わせて「湯来・湯の山温泉郷」と呼びます。
湯来温泉といえば広島の人はだいたい、「湯来ロッジ」を思い浮かべると思います。温泉施設なのですが、レストランがあったり、宿泊もできます。僕は今年の年始に友だちと日帰りで行きました。僕の友だちは急な誘いが多く、この日もいきなり湯来温泉に行こうと誘われました。車で広島市内からおよそ1時間。広島の奥座敷と呼ばれるだけあって、本当に閑静な町で灯りも少ないので、車を運転して行く人は気をつけてください。特に冬は道が凍結していたりもするので。僕の友だちもずっと「こわいこわい」と言ってました。
さて、湯来ロッジに到着して車から降りると、驚くほど空気が澄んでいました。空気が美味しいとはこの事だと思いました。そして、満点の星空。東京ではなかなか味わえない瞬間でした。
空気の綺麗さに感動していると、一気に身体が冷えたので、さっそく温泉に入りました。言うまでもなく、最高でした。特にこの湯来ロッジは露天風呂が最高なんです。なんといっても目の前に広がる自然の景色。一度とは言わず、ぜひ色んな季節に行ってほしいです。きっと四季が楽しめるはずです。まあ僕が年始に行った時は、夜に行ったので正直ほとんど景色は見えませんでした(笑)。ぜひ明るい時間に行ってみてください。
あと、もう一つ。僕たちが露天風呂に入っていると地元でヤンチャしてそうな集団が入ってきて、結構強めの広島弁で会話していたんです。たったそれだけの事なのですが、なぜか感激しました。きっと僕が普段は東京に住んでいるからでしょう。広島に住んでいた頃は当たり前のように耳にしていた広島弁。その言葉を話している人たちがいる空間。それだけで心が落ち着くし、本当に最高の時間でした(笑)。
もっと湯来町でオススメしたいことがあったのですが、今回はこの辺にしておきます。広島に行くだけでも、かなりゆっくりとした時間を過ごすことができますが、さらにゆっくりしたい人はぜひ湯来に行ってみてください。
2019年9月2日に始動した、相沢勇仁、仲川蓮、星野陽介、内田将綺の4人からなるダンス&ボーカルグループ。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年秋に東京と大阪で「学芸大青春 Autumn LIVE in OSAKA & YOKOHAMA ~名もなき明日へ!~」を開催した。最新曲は『名もなき今日』。
公式HP
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